先輩からのメッセージ

解剖学実習

2020年度入学 田端 理央奈

医学科では2年次の前期に解剖学の講義が開講されています。教科書でしか見たことの無かった、身体の様々な構造を実際に目にしたり触れたりすることができ、医学知識を身に付ける貴重な機会をいただけました。
そしてその経験から、今考えても、今までの講義の中で解剖学実習が私にとっては最も印象深いものだったと感じています。
2年次の初めからそのように本格的に医学を学べる医学科に、皆さんがご入学されることを楽しみにしています。

臨床実習

2018年度入学 周 詩佳

白衣を身につけ、患者さんの話を聞き、聴診器をあてる… 医学生の実習といえばこのような光景が思い浮かびませんか?
4年次後半のStudent Doctorになると、皆さんがイメージするような臨床実習が始まります。
5年次のBed Side Learning(現:臨床実習1)では、神戸大学医学部附属病院の全診療科を回ります。
入院患者さんの診察・上級医へプレゼンテーション・術野での手術参加など、初めての臨床現場で慣れないことも多いですが、熱心な先生と実習班の仲間達に支えられて過ごす10ヶ月間は、かけがえのない思い出となります。
6年次の個別計画実習(現:臨床実習3)では、実習先と診療科を自由に選択するため、自分自身の興味のある分野を突き詰めることができるのが神戸大学の特徴です。
私はこの機会を利用して、志望科である産婦人科への見識を深め、岩手県で地域実習、そしてシンガポールで海外実習を経験し、医学生としてだけではなく一人間として視野を広げることができました。
神戸大学では皆さんのなりたい医師になれるカリキュラムとリソースが準備されています。
ここであなたの理想の医師像を考えてみませんか?
皆さんにお会いできることを楽しみにしています。

基礎・臨床融合による基礎医学研究医養成プログラム

2015年度入学(MD-PhDコース) 沼 知里

私はノーベル賞を受賞したiPS細胞やオートファジーの研究を知り、想像を超えた生命現象に好奇心をかきたてられ、入学後まもなく研究室に通い始めました。
そこで見聞した議論や研究内容、論文、講演会に刺激を受け、自分も生命の謎に挑みたいと思い、医学部卒業前に大学院で研究し博士号を取得するMD-PhDコースに進み、大学院ではストレスによる脳機能変化の解明に取り組みました。
神戸大学では「基礎・臨床融合による基礎医学研究医の養成プログラム」により1年次から6年次まで研究に携わることができ、学会に参加したり、学内外の研究熱心な学生と交流する機会が得られます。
神戸大学医学部医学科で研究に挑戦し切磋琢磨しましょう。

兵庫県地域特別枠

2019年度入学 川浦 理貴志

地域特別枠で入学した私は地域医療のエキスパートになる事を志して、神戸大学で学んでいます。
入学してから今までに地域医療に関わる経験を多くしてきました。
実際に地域に赴き地域を知る「夏季セミナー」や「地域医療体験ツアー」、大学で学んだ医学の知識を活かして地域住民の方に向けた講座を作る「住民健康講話」、ICTを活用したオンラインで行う健康診断「よいとこ健診」などに参加してきました。
地域で何が求められているのか、自分たちに何が出来るのかを学び、考え、実践してきました。
また地域特別枠は、地域医療について何か学びたい、やってみたいとアクションを起こす時に頼りになる先生や先輩後輩との繋がりがある恵まれた環境です。
兵庫県の地域医療に貢献したい、地域を支える医師になりたい、熱い志を持つそこのあなた!地域医療のエキスパートになるために一緒に学びませんか?
神戸大学で待っています。