大学病院でなければ診療が困難な超稀少疾患、様々な診断困難例・治療困難例に対する医療は、日本の通常の保険医療や難病医療の網から零れ落ちてしまいがちです。そのような医療を支える資金は、欧米では個人や民間企業からの寄附によって支えられています。一方、我が国では寄附の文化はまだ一般的ではありません。これまでは製薬企業などからの寄附によって支えられてきましたが、昨今の社会状況から利益相反が問題視されるようになって寄附が激減し、大学病院だからこそ実現可能な個別化医療の遂行が極めて厳しい状況となりつつあります。
神戸大学皮膚科では、様々な診断困難例・治療困難例・超稀少疾患に対する個別化医療を実践するべく日夜努力致しております。これらの医療を追及し実現するためには、診断機能の充実や世界最先端の医学研究の遂行が不可欠であり、そのために必要な資金を得るための努力を重ねております。
是非、皮膚科医療の発展のために皆さま方にお力添え頂きたく、お願い申し上げます。
寄附金の使用用途
皮膚科医療発展のための学術研究費用、clinician scientist育成費用、それらを支える教室人件費等に使用させていただく予定です。
寄附に伴う税制上の手続き
ご寄附については、所得税法、法人税法による税制上の優遇措置が受けられます。個人の場合、所得税の課税所得からの控除や住民税*の優遇措置を受けられます。法人の場合、寄附金の全額を損金算入できます。
- *住民税の優遇措置は、神戸大学を寄附金控除の対象法人として条例で指定している都道府県及び市町村(兵庫県、神戸市等)にお住まいの方は対象となります。本学を条例指定の対象にしているかどうかは自治体の税務担当課にお尋ね下さい。
ご寄附のお申し込み
ご寄附のお申し出に関するご質問がございましたら下記までお願いいたします。
神戸大学皮膚科寄附メールアドレス