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 AGA(薄毛)治療 

 AGA(男性型脱毛症)は、男性では思春期以降に発症し症状が進行します。現在では原因解明が進み治療出来る可能性が高くなってきました。AGAの原因のひとつは、男性ホルモンの一種であるDHT(ジヒドロテストステロン)が脱毛部に対し高濃度に分泌されることによって起こるといわれています。 DHTは、前頭部や後頭部の毛髪に関して成長期を短縮させる働きがあります。成長期が短くなった毛髪は長く太く成長することができず毛髪は細く産毛の様になり、結果的に生えなくなってしまいます。AGAの治療はこのヘアサイクルを正常化させる治療です。
また、AGAは男性だけの症状ではありません。女性でも同様の症状がある事が知られており、これは『女性男性型脱毛症』と言われています。女性のAGAの場合、症状は30歳代から出現する事が多く、頭部全体にび漫性に見られる事が特徴です。 男女いずれの場合も、症状が進行した状態が長期間続くと回復する事が困難になる場合がありますので、早めに治療を開始することが大切です。




|| 内服薬の治療

・男性のAGAの場合、外用薬と併せて『プロペシア®』という内服薬の治療を行います。
・プロペシア®はAGAの治療薬としてFDA(米国食品医薬品局)に認可されいる薬剤です。
・プロペシア®は細胞内のDHTを減少させ、ヘアサイクルを正常化する作用があります。
・毛髪の終始期は数ヶ月あり、成長期であっても一ヶ月で伸びる量は1cm程度です。治療の効果を
判断するためには最低三ヶ月、通常は半年以上治療を継続していただく必要があります。

【内服薬】
・プロペシア®錠
・フィナステリド錠 (プロペシア®のジェネリック医薬品)
・ザガーロ錠0,5mg

・プロペシア®錠1mg  28錠/約7560円
・フィナステリド錠1mg「ファイザー」  28錠/約6440円
・ザガーロ錠0,5mg 30錠/約9900円(ジェネリックもございます。約7200円)

※内服薬は院外処方となります。料金は目安です。調剤薬局により料金が異なり、調剤基本料や薬学管理料等も加算されます。詳しくはご利用の調剤薬局でご確認ください。

【注意点】
前立腺癌の腫瘍マーカーであるPSAの値を半減させる可能性があります。医療機関を受診される場合にはフェナステリドを服用中と医師にお伝えください。
【外用薬(ミノキシジル)】
男性用:8800円(1本)
女性用:6600円(1本)

|| 治療費の目安(6か月間)

  • まずは6か月を目安にし、治療を行います。
  • 初めての方は、1ヶ月後(約28日後)に受診いただき問題なく使用できているかお伺いします。
  • その後は3ヶ月~4ヶ月後を目処に受診いただきます。
  • 経過観察のため、頭皮のスコープ撮影(診察料金に含む)を行います。
  • 初診料5,390円、再診料3,080円、飲み薬処方の場合は院外処方箋代748円がお薬代とは別にかかります。


|| 担当医

杉本 庸 -Isao Sugimoto- (平成3年卒) 診察曜日:水(AGA外来)9:00~11:00
初診の方、平日の遅めのお時間や、土曜日をご希望される方はこちらをご案内しております。
(杉本美容形成外科のホームページはこちら)


◆お願い◆  当科では男性型脱毛症及び女性男性型脱毛症の治療のみを行っております。診療の上で円形脱毛症等、他の脱毛症と診断された場合には皮膚科の受診をお勧めさせて頂くことがございますのでご了承願います。

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