内科系講座
皮膚科学分野

皮膚科学分野では、皮膚に現れるさまざまな症状の裏側にどんな分子機序が働いているのか?皮膚症状を見て感じる素朴な疑問を出発点に、疾患原理の本質を解き明かし、診断・治療に還元する研究を目指します。
これからの研究目標・回覧者への
メッセージ
皮膚の恒常性を保つしくみ、さまざまな皮膚疾患の症状を生み出す分子機序を解き明かし、臨床に還元することが目標です。臨床症状を研究者の眼で観察し、そこから生まれた疑問を出発点として、臨床医だからこそ可能な基礎医学研究、臨床医学研究を推進します。
概要
細胞生物学、免疫学、発生学、ゲノム医学、遺伝学などの解析技術を駆使し、神戸大学皮膚科が伝統とする光医学、悪性腫瘍、アレルギー、色素性乾皮症に加え、母斑、母斑症、角化症、水疱症など、common diseaseから稀少疾患に至るまで多様な疾患群を解析対象として、病態解明を通じた新たな発症原理と新たな疾患概念の確立、そして新たな治療基盤の確立を目指した研究を行っています。