内科系講座
薬剤学分野

薬剤学分野(薬剤部)では、遺伝子関連情報に基づいた医薬品の適正使用や、医薬品の安全性に関する研究を行っています。
これからの研究目標・回覧者への
メッセージ
より高い有効性を確保し、副作用発現を回避できる薬物治療法の確立を目的として、遺伝子関連情報に限らず、入手できる方法の有用性を検証し、治療薬の投与設計に反映させていきたいと考えています。
概要
当教室では患者さん個々に最も適した薬物治療法、いわゆるテーラーメイド薬物療法の確立を目指しています。多くの診療科と共同研究を行っており、薬物代謝酵素、薬物輸送担体などの薬物体内動態を規定する因子と、治療効果や副作用発現に関与する各種因子について、それらの遺伝子型や検体中における遺伝子発現量等の解析を行い、治療の個別化・最適化に反映させることを目指しています。