医療関係者の皆様へ

ご紹介いただく医療機関の先生方へ

当科では、良悪性を問わず、消化管に関わるあらゆる疾患の治療を行っております。
疾患の状態にもよりますが、初診時から手術までの検査期間の目安は約2~3週間です。
迅速に治療を開始できるように、心がけています。

ご紹介いただきます際には、当院の地域連携部門である「患者支援センター」から受診予約をお願いいたします。
患者支援センター(神戸大学医学部附属病院ホームぺージ内)
(紹介予約申込書、セカンドオピニオン予約申込書をダウンロードできます)
 
【患者支援センターの業務内容】
  1. 地域医療機関からの紹介予約FAX受付
  2. セカンドオピニオン外来の予約受付
  3. がん地域連携パス
  4. 地域連携セミナー など
 
【患者支援センターお問い合わせ】
Tel 078-382-5264
受付時間:平日8:30-17:00
Fax 078-382-5265
受付時間:平日8:30-19:00、土曜9:30-12:30(24時間受信可)
 
 

外来診療担当表(初診 / セカンドオピニオン外来)

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担当医 後藤 掛地教授
(第1,3,5週)
掛地教授 担当医 金治
(第1,3,5週)
  金治
(第2,4週)
    長谷川
(第2,4週)

 

 

臨床試験・治験

当科は、新たな治療法の開発や患者さんの予後向上を目的とした、全国規模の臨床試験・治験に積極的に参加しています。
 

食道

 

胃・十二指腸

 

大腸



 

研究紹介

医用工学研究班

近年、医療における人工知能やロボット工学の応用を目的とした研究が医用工学分野で盛んにおこなわれています。当研究室でも外科医が中心となって手術映像の人工知能による解析や技術分析などに取り組んでいます。また、理学系・工学系の研究機関と共同研究も行っております。われわれ外科医の視点を大切にしてこれらの研究を進めることで、“実際の手術に還元できる医用工学技術の開発”を目指しています。




具体的な研究内容を下記に示します。
 
  1. 人工知能を用いた腹腔鏡画像の解析
  2. 3D/4K内視鏡の有用性
  3. 触覚センサーを有する手術支援ロボット鉗子の開発
  4. 内視鏡把持装置に関する研究
 
この他にも、若手の大学院生を中心に、柔軟な発想で自由に研究テーマを模索し、活発に取り組んでいます。

 

癌免疫研究班

PD-1阻害をはじめとした癌免疫に関する治療法の進歩は、消化器癌にも不可欠なものになりました。当研究室では、山下特命准教授の指導の下、大学院生を中心に腫瘍学及び免疫学の手法をもとに、消化器癌の病態を解明すると共に、新たな治療開発に取り組んでいます。

また、神戸大学の各診療分野をはじめ、他大学、企業とも共同研究を積極的に進めています。
 

  1. AI病理診断システムを用いた腫瘍微小環境の解析(中部ろうさい病院病理診断科との共同研究)
    AI病理診断システム(Cu-Cyto)による病理診断法であるAI imaging cytometryを用いて病理標本における空間的情報をデータ化し,新規バイオマーカーの検出の解析を行なっています。
    代替文字
  2. 胃癌手術検体抗体取得(iBody株式会社との共同研究)
    AI病理診断システム(Cu-Cyto)による病理診断法であるAI imaging cytometryを用いて病理標本における空間的情報をデータ化し,新規バイオマーカーの検出の解析を行なっています。
  3. 消化器癌の術前化学(放射線)療法における腫瘍微小環境の変化
    食道癌術前化学療法や直腸癌術前化学放射線療法の治療成績の向上を目指して、ヒト検体及びマウスモデルを用いて、その微小環境の解析を行っています。
  4. 肥満と腫瘍微小環境
    様々な癌のリスクとされている肥満の有病率は年々増加しています。マウスモデルを用いて、肥満や内臓脂肪が癌微小環境における免疫細胞の機能に与える影響などの解析を行っています。