実際にやってみましょう

これからの医療・ケアについて話し合い、
共有しましょう。
話し合いによりもしもの時に
望んだ医療、ケアを受けられる可能性が高くなります。

step1

考えてみましょう大切にしていることは何かを考える

もし生きることができる時間が限られているとしたら、あなたにとって大切なことはどんなことですか? 以下の中から選んでみて下さい。(複数回答可)
あなたご自身や親しい方が重体や危篤になった経験や、親しい方を亡くしたご経験はあるでしょうか? 自身、ご家族や友人のご経験、またはテレビや映画の場面を通じてお感じになったことについて、お伺いします。
もしもあなたが、上で考えていただいたような「生き続けることは大変かもしれない」と感じる状態になったとしたらどのように過ごしたいと思いますか?
以下の中から選んでみて下さい。
step2

信頼できる人は誰か考えてみましょうあなたが信頼していて、いざという時にあなたの代わりとして 受ける医療やケアについて話し合ってほしい人

• あなた自身の事をよく理解してくれているあなたが信頼できる家族や友人で、病状などによりあなたが考えや気持ちを伝えられなくなった時に、あなたの代わりに「どのような医療やケアを受けるか」「どこで医療やケアを受けるか」などについて相談し話し合う人のこと

• 法的な権利はなく、財産分与などにはかかわりません

以下のような人が考えられます。
配偶者(夫、妻)
子ども
きょうだい 親戚(姪・甥など)
友人

医療・介護従事者

なぜ決めておく必要があるのでしょうか

• あなたの価値観や人生観を共有できる

• あなたの医療やケアに対する考えを伝えておくことができる

• あなたの考えや好みが尊重される

• あなたの考えを想像して、不確かなまま決めざるをえない、家族などの気持ちの負担が軽くなる

誰があなたの価値観や考え方を大切して、それに沿った話し合いをあなたの代わりにしてくれるかを慎重に考えて下さい。
それは、兄弟かもしれませんし、成人したあなたのお子さんかもしれませんし、信頼できる友人のことの場合もあります。
1人である必要はありません。
例えば、妻と長女で話し合って決めてほしい、などのように複数の人となることもあるでしょう。
その方にあなたの気持ちを率直に伝えましょう。

もしも、あなたが病状などにより、自分が考えや気持ちを伝えられなくなった時や、あなたが医療などについて決められなくなった時に、あなたの代わりに医療やケアについて話し合う信頼できる家族や友人の方はどなたになりますか?
あなたがご自身の代わりに受ける医療やケアについての話し合いに参加してほしいと思っていることを、ご本人に直接伝えていますか?
あてはまる方を選んでください。
step3

伝えましょう話し合いの内容を医療・介護従事者に伝えておきましょう

今まで色々考えてきましたが、もしもの時に、あなたの信頼できる家族や友人にどれくらい任せるかについても考えておくと良いでしょう。
特に、あなたが望んでいる医療やケアと医療・介護従事者 (医師や看護師など)の考える、あなたにとって一番良いと思われる医療やケアの内容が食い違った時はとても判断に迷います。

病状が悪化し、自分の考えが伝えられなくなった時に、あなたが望んでいたこととあなたの信頼できる家族や友人の考えが違う時はどうしてほしいですか?

信頼できる家族や友人と話すだけでは十分ではありません。 その他の家族や知人、医療・介護従事者にもあなたの希望や考えを伝えておきましょう。 あなたの希望がより尊重されやすくなります。

※「気持ちが変わること」はよくあることです。その都度信頼できる家族や友人や医療・介護 従事者と話し合いましょう。
※医療・介護従事者(医師や看護師など)に希望を伝えた後でも、いつでも内容を訂正することはできます。

病状や症状が変化したときなど定期的に考えを整理しなおし、必要に応じて主治医や家族と話しておきましょう。

これで完成です。必要な方はこの画面を印刷してください

今後も話し合いを続けて、あなたの、またはあなたの大切な人の意向を尊重した
医療・ケアの目標や選好を明確にしておきましょう。

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もし生きることができる時間が限られているとしたら、あなたにとって大切なことはどんなことですか?

なぜそう考えたか、その理由を具体的に書いてみましょう。

あなたご自身や親しい方が重体や危篤になった経験や、親しい方を亡くしたご経験はあるでしょうか? 自身、ご家族や友人のご経験、またはテレビや映画の場面を通じてお感じになったことについて、お伺いします。
「こんな最期だったらいいな、こんな医療やケアを受けたいな」と感じたことはとどんなことですか? 具体的に書いてみましょう。

「こんな最期は嫌だな、こんな医療やケアは嫌だな」と感じたことはどんなことですか? 具体的に書いてみましょう。

今後もしあなたが同じような状況(重体や危篤)になったとしたらどのような医療やケアを受たいですか? 具体的に書いてみましょう。

あなたがこのような状態になったら、「生き続けることは大変かもしれない」と感じるとすれば、どのような状況になった時でしょうか? ご自由にお書き下さい。

もしもあなたが、上で考えていただいたような「生き続けることは大変かもしれない」と感じる状態になったとしたらどのように過ごしたいと思いますか?

なぜそう考えたか、その理由を具体的に書いてみましょう。

もしも、あなたが病状などにより、自分が考えや気持ちを伝えられなくなった時や、あなたが医療などについて決められなくなった時に、あなたの代わりに医療やケアについて話し合う信頼できる家族や友人の方はどなたになりますか?
具体的なお名前と間柄を記入してください。もしあてはまる人がいないときは、「頼める人がいない」とお書き下さい。

なぜその方にお願いしたいのでしょうか?理由をお書き下さい

あなたがご自身の代わりに受ける医療やケアについての話し合いに参加してほしいと思っていることを、ご本人に直接伝えていますか? あてはまる方を選んでください。

もしまだ伝えていないのであれば、理由も含めて伝えてみましょう。

病状が悪化し、自分の考えが伝えられなくなった時に、あなたが望んでいたこととあなたの信頼できる家族や友人の考えが違う時はどうしてほしいですか?