パプア州パニアイ県で開催されたミニセミナーで講演しました。

8月20日、内海特命助教がパプア州パニアイ県にフィールドワークに出張した際、現地の教会で開催されたミニセミナーに講師として招かれました。約30名の地域住民を対象にB型肝炎とHIV、及びB型肝炎とHIVの重感染について話をしました。インフラ整備がいまだ不十分で、当日は突如電気が使用できなくなるというハプニングに見舞われましたが、英語で話した内容を我々の共同研究者がインドネシアに訳し、それを現地の方が現地語に訳すという三段階で対処し、誰にでもわかるような内容になったと思います。B型肝炎についてはあまり知られておらず、熱心に聞かれ、質問も多数ありました。当地ではまだまだ自宅分娩が多数を占め、B型肝炎ワクチン接種の普及率が低く、抗ウイルス療法を施す専門医もいません。我々の今回のサーベイの結果と合わせてパプア州やパニアイ県の地方保健局に対策を提案して欲しいとの貴重な意見をいただきました。

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↑発表の様子

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↑発表の様子

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↑質疑応答

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