第4回感染症研究国際ネットワーク市民講座@スラバヤ

2月8日(土)、インドネシア国スラバヤ市 (Somerset Hotel) において在留邦人の方々を対象に感染症に関する市民講座(10:00-12:00、参加者18名)を開催しました。まず、感染症研究国際ネットワーク(J-GRID)拠点代表責任者(神戸大学大学院教授)の林祥剛先生が、J-GRIDの概要と、ウイルス肝炎の種類と経過を病理学、組織学的所見を交えながらお話されました。次に、常駐研究者(神戸大学大学院特務教授)の清水一史先生には、インフルエンザの概念からインフルエンザに対する防御策まで多様な角度からお話いただきました。最後に神戸大学大学院准教授の亀岡正典先生には、蚊によって媒介される感染症の種類、ワクチンや治療薬が確立されていないデング熱等に対しては「蚊に刺されない」ことの重要性をお話いただきました。終了予定時間を超過してしまいましたが、参加者全員最後までご臨席いただき本講座(感染症)への関心の高さが伺えました。本市民講座が在留邦人の皆様の今後のスラバヤでの生活にお役に立てることを願います。今回3回目の市民講座をスラバヤで開催することができ、ひとえに在留邦人の皆様のご協力の賜物だと心よりお礼申し上げます。 本市民講座はアウトリーチ活動の一環として行われました。


↑参加者からの質問

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↑発表の様子1

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↑発表の様子2

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