イベントレポート

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1月11

地域医療シンポジウム2014 in ひょうご


1地域医療教育学部門主催地域医療活性化センターにて
10:30 a.m.ー 5:15 p.m.

医学教育モデル・コア・カリキュラム改訂、新たな医師臨床研修制度での地域医療研修の必修に加え、平成26年5月の社会保障制度改革国民会議報告書においても地域完結型医療の必要性が強調されています。このように、地域医療教育の充実が求められています。そこで、「地域医療人材育成に役立つ地域の役割を考える」をテーマとして、開催しました。

当日は、医師や看護師などの医療従事者を始め、行政関係者、医学生、医療従事者を目指す高校生など約90人が参加しました。片岡医学部長、杉村地域医療活性化センター長の挨拶に始まり、副センター長の平田教授が座長を担当し、自治医科大学学長の永井良三先生による基調講演「日本の医療体制の動向と地域医療で求められる人材」、岡山が座長を担当し、県立柏原病院長の秋田穂束先生、岡山大学大学院地域医療人材育成講座教授の佐藤勝先生、揖斐郡北西部地域医療センター長の吉村学先生によるパネルディスカッション「地域と連携した教育とその実践」があり、その後、参加者が6グループに分かれてワークショップ「地域医療教育への地域現場の関わりかた」が行われました。最後に、藤澤附属病院長から「地域医療は、医療従事者だけでなく、あらゆる関係者で共有し、対応することが重要であり、この役割を神戸大学医学部附属地域医療活性化センターが担っている。」旨の挨拶がありました。

また、参加者からは、「意外なことが地域医療の教育に役立つことがわかった」、「身の回りのことで、学生や研修医の教育に役立つと思うことから始めようと思う」、「高校生の参加は刺激になった」、「熱心に議論するのをみて感激した」といった意見が寄せられ、シンポジウム後の交流会でも、地域医療教育に関する会話が熱心に行われていました。



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