第28回
日本SIDS・乳幼児突然死予防学会学術集会

会期
2023年(令和5年) 218日(土)・19日(日)
会場
神戸大学医学部会館シスメックスホール
会長
上野易弘
(神戸大学大学院医学研究科法医学分野 教授)

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会長挨拶

 この度、第28回 日本SIDS・乳幼児突然死予防学会学術集会長を拝命致しましたこと、会員の皆様には厚く御礼申し上げます。
 令和2年2月から始まった新型コロナウイルス感染症の国内流行により、前回の本学術集会は一年延期を経てWeb形式による開催でございました。 Web形式の学術集会にも便利な点が多多ございますが、学会場に於いて会員同士が直接質疑応答を行う機会も必要と考え、感染防止に最大限努める事として、今回は現地開催とさせて戴きました。 生憎、昨年10月頃より感染の第8波が始まり、令和5年1月現在、「猖獗を極める」と表現しても大袈裟でない程に全国的に感染が拡大してしまいました。 この爲もあって、参加人数が例年よりも少ない可能性が高い事は誠に残念ですが、御参集戴いた会員の皆様には活発な討論をお願い致したく存じます。
 特別講演は、兵庫県に於ける小児医療の中核病院である 兵庫県立こども病院の松井鋭先生と 吉田牧子先生、三重大学法医法科学分野の小谷泰一先生、愛媛大学法医学講座の浅野水辺先生に、各先生方が取り組んでおられる乳幼児死亡に関する御研究・調査や死因診断に於ける解剖・中毒学的検査の重要性について御講演をお願い致しました。
 本学術集会が「子どもの死亡を防ぐ」事に日夜真摯に取り組んでおられる方方の研鑽の場として役立つことを心より願っております。

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