シナプスという小さな中継点に、こころの病を解き明かす鍵がある。
神戸大学医学部薬理学分野は2026年、新たな一歩を踏み出しました。
超解像イメージングと分子生物学で、脳の"設計図"を読み解いていきます。
超解像顕微鏡と分子生物学を武器に、こころの病の発症メカニズムの解明と創薬につながる基礎研究を展開しています。
一般的な蛍光顕微鏡では見えないシナプスの微細構造を、超解像STED顕微鏡で可視化。脳組織の中でタンパク質がどこにどう分布しているのかを、これまでにない解像度で捉えます。
統合失調症・認知症・自閉スペクトラム症などに関連する遺伝子改変マウスを用い、シナプスレベルでの異常を解析。発症メカニズムの解明から創薬シーズの発見を目指します。
シナプスを構成するタンパク質の多くはユビキチン化されて分解されます。その制御機構がシナプスの数や形、そして認知機能にどう影響するのかを、生化学的手法で明らかにします。
研究に対して「難しそう」というイメージを持っているかもしれません。でも、若いうちに実験の基礎力とデータを俯瞰する力を身につければ、研究は心の底から楽しめるようになります。一回しかない人生、同調圧力に負けず、自分が正しいと思う道へ。
これまでヨーロッパを中心に、世界各国の研究機関と共同研究を進めてきました。所属の学生・大学院生は、これらの機関に滞在して研究する機会もあります。
教室からの最新情報を随時更新していきます。