松岡 広 特命教授(バイオリソース研究・開発推進学分野)

松岡 広 特命教授(バイオリソース研究・開発推進学分野)

略歴

1990年3月
神戸大学医学部医学科卒業
1990年6月
神戸大学医学部附属病院 内科研修医
1991年6月
兵庫県立柏原病院 内科研修医
1993年6月
兵庫県立成人病センター(現兵庫県立がんセンター)血液内科医員
1994年4月
神戸大学大学院医学研究科(内科学第3)入学
1998年3月
神戸大学大学院医学研究科(内科学第3)修了、医学博士
1998年4月
神戸大学医学部第三内科 非常勤講師
1998年6月
服部病院内科 内科医長(神戸大学第三内科非常勤講師と兼任)
1999年10月
Postdoctoral Fellow, Lerner Research Institute, The Cleveland Clinic Foundation, OH, USA
2005年7月
和歌山県立医科大学 血液内科 講師
2009年5月
和歌山県立医科大学 血液内科 准教授
2009年12月
神戸大学大学院医学研究科 腫瘍・血液内科学分野 准教授
2020年6月
神戸大学大学院医学研究科 地域社会医学・健康科学講座
バイオリソース研究・開発推進分野 特命教授

コメント

血液診療を担当しています。血球発生における精緻なメカニズムと、手術に頼らず悪性腫瘍を完治させ得る点に惹かれて、血液学とその臨床を志しました。現在の血液腫瘍の治療は残念ながら身体的・精神的負荷が強いものですが、丁寧な説明と前向きな姿勢で、患者さんが少しでも安堵するよう心がけています。私達は、エビデンスに基づいた標準的な抗がん剤治療、分子標的療法、造血幹細胞移植を安全・確実に提供するとともに、より多くの患者さんが治癒に至ること、より軽い負担となること、を目標として、分子標的療法や造血幹細胞移植を用いた新規の治療法開発にも取り組んでいます。医学生や研修医諸君には日進月歩のこの分野に魅力を感じて、ぜひ参加してもらいたいと思います。