参加者の声

M×M KOBEに参加した受講生の方達からの感想・メッセージをご紹介いたします。
皆様が参加するときのご参考になりますので、ぜひご覧ください。

2021年度(4期生)

北播磨総合医療センター
病院長
西村 善博

【受講してみようと思ったきっかけ】
神戸大学医学部附属病院藤澤正人病院長就任時に副病院長に指名され、2017年に文部科学省補助事業「課題解決型高度医療人材養成プログラム」募集があった際に関わらせていただきました。「実践的病院経営マネジメント人材養成プラン」については、小職の提案したプログラム名です。当初より、運営推進委員会委員長を担当しておりましたが、小林大介先生方が運営される素晴らしいプログラムに是非とも参加しようと毎年語っていたのですが、結局叶わず、やっと第4期を受講することとなりました。

【受講してみての感想】
どの講義も素晴らしかったです。初めての講義内容も多々あり、推薦参考書をネットで購入しては拝読しておりました。当初18:20~21:30の講義は若干辛く感じたのは事実でした。しかし、小職の場合12/10のMBA関連講義が最終講義でしたが、講義終了時にはMxM Kobeロスに陥った感もありました。開講科目の組み立ても巧妙で、後半に経営学研究科MBAとのコラボ科目があり、医療職以外の人たちとの交流ができたのは非常に新鮮でした。対面での交流がコロナ禍の影響で少なかったのは残念でしたが、一方でZoomによる講義参加ができたため、日程調整が可能でほぼ皆勤できたこと、出張中にも時間調整を行うことで参加できたことなどメリットの方が小職には大きかったように思います。次年度にも職員が受講できるよう検討したいと思っています。

【今後受講される方へのメッセージ】
病院経営の基本、人の管理、コミュニケーションについて幅広く研修を受けることができます。しかも比較的お安く。病院経営やリーダーを目指す人はもちろん、医事・看護師・メディカルスタッフ・事務など職種に関係なく、有意義な時間を過ごすことができ、明日からの業務に活かすことができる内容が豊富にあります。お買い得な研修会とはまさにMxM Kobeのプログラムだと思います。是非ご参加くだささい。

医療法人星晶会
総務部長
小島 昭彦

【受講してみようと思ったきっかけ】
法人にM×M KOBE資料が届き、理事長先生より推薦で参加いたしました。当法人からは初めての参加で締切間際でしたので、簡単な気持ちでとりあえずコース受講を選びました。

【受講してみての感想】
入学式に参加し、何か雰囲気違うなと思いつつ、、、、レポートがある事や見学実習などがある事等、説明がありましたが、講師の先生方は著名な方ばかりで期待と不安からの開始となりました。コロナ禍でZOOMでの講義が主となり、グループワークを重ねるたびに参加者とコニュニケーションが取れ色々とワーク以外の課題等も話すことができ講義の深堀になったと思います。特にMBAの方々との共同講義では企業等に属する方からの意見や視点の違いは、職員への対応や組織文化の違いを学ぶ上で楽しい時間でした。ZOOMの良かった事?は、まずZOOMの利用方法を受講することで習得し、所属法人でリモート会議を日常の会議に導入できた事は大きな成果でした。 自分の苦手とする分野もコース受講では見えてきたと思います、集中的に講義受講できた事で習得できたことも多くありました。

【今後受講される方へのメッセージ】
講師の先生方も受講生の皆様も、非常にやさしい方々ですし、疑問等には親切丁寧に回答していただける環境での研修です。 受講できない単元もVODでの後日視聴も可能です。日々の業務に追われてゆとりがない、楽しみながら業務できていない等々、M×M KOBEを講義してリフレッシュ、ブラッシュアップ致しませんか。

地方独立行政法人
明石市立市民病院
経営企画課 係長
大塚 啓介

【受講してみようと思ったきっかけ】
異業種から病院へ転職し、最初は経理業務に従事してきましたが、現在の部署に異動となり、経営会議に出席する機会が増え、事業計画や事業報告など、病院経営に関する業務にも多く携わるなかで、経験の浅さと知識量の乏しさを痛感しました。また、2019年に厚労省が公表した再編統合について特に議論を必要とする全国約440病院に当院が選ばれ、国が示す地域医療構想の趣旨を理解し、将来的に当院が地域に求められる役割を経営層と一緒に検討していく必要性が生じました。それらを機に病院の経営機能を補完する役割である経営企画課の係長として、業務を遂行するうえで必要な病院経営全般についての知識を修得したいと考えるようになりました。そんななか、理事長や上司よりM×M KOBEの受講を勧められ、それらの知識を幅広く学習できる絶好の機会と捉え、受講を決心しました。

【受講してみての感想】
病院経営全般について幅広く学習することができました。M×M KOBEは座学だけでなくグループディスカッションやグループワークが多く、普段はお話することがないような様々な立場の方々と議論し、色々な考え方を共有することで刺激になりました。特にMBA科目は、M×M KOBE受講生だけでなく異業種のMBA受講生たちとも議論する機会があり、大変有意義な議論ができました。また、ケーススタディのカリキュラムにおいては、開院前の病院施設を見学したり、二つの病院が統合するにあたっての課題について考えるグループワークを行ったりと、大変貴重な機会となりました。北海道大学に行ってHUHMA受講生と一緒に医療経営MXという楽しみながら急性期病院の経営を学べるゲームができたことも印象深いです。受講を通じて、講義以外で業務の課題などの情報交換をさせていただくなど人脈を広げることができたこと、内容の充実した講義に日々刺激され学習意欲を高めることができたこと、講義で学んだことを実際の業務に活かし成長を実感できたことなど、M×M KOBEの受講が自分にとって大きな財産になりました。

【今後受講される方へのメッセージ】
M×M KOBEのコース受講前は、カリキュラムが多く、業務に支障がでるのではと仕事との両立に不安がありましたが、実際に受講してみると講義は面白く、充実した内容であったため、その不安はすぐに解消されました。確かに講義は平日の夕方や土曜日、多いときで週に3回講義が重なることもありましたし、毎週レポートを提出しなければならない講義もあり、業務との兼ね合いで辛い時期はありましたが、受講を終えてそれ以上の効果が得られたと実感しております。また、一緒に学ぶ受講生たちとの交流も励みになり、刺激になりましたし、講義以降も様々な職種の方々と相談や情報交換ができるネットワークができたことも自分にとってプラスになりました。病院経営全般を体系的に学びたいと本気で考え、時間の都合等でもし受講を迷われている方がいたら、是非とも積極的な受講をお勧めします。

地方独立行政法人
加古川中央市民病院
医療業務部 担当課長
三木 典子

【受講してみようと思ったきっかけ】
医師事務作業補助者として入職し、約10年以上が経過しました。現場スタッフから管理者となり、昨年度からは管理職に任命いただき、外来周りや委託管理も任され、総勢250名を超えるグループ長(担当課長)として現場管理を担っています。医師事務作業補助者の組織体制強化やキャリアプラン構築に尽力しましたが、その分野だけでなく、管理者として診療報酬制度等をもっと深く理解し、病院経営や運用への根拠を理解することが重要と考えておりました。事務局長よりMMkobe受講のお話しをいただき、是非受講したいと考え決意しました。

【受講してみての感想】
『医療の将来を担う病院経営者養成コース』25科目を受講しました。当初は、受講生の方々を拝見させていただき、場違いだったかもしれないという思いもありましたが、受講が進む中で、いろいろな方とグループワーク等で交流させていただき、振り返るとあっという間の8ヶ月でした。他病院の先生方、看護師さん、事務の方との考え方や意見などが新鮮であり、共感できる部分も多くありました。さらに、後半のMBAの方々との交流は、病院以外の企業の方々の意見をお聞きし、改めて病院の在り方やそこで働く使命感を感じました。印象深い講義は、普段から携わっている医療安全と病院の業績管理会計です。自身の今後の関わりや立場を考える上で、非常に重要で有効でした。

【今後受講される方へのメッセージ】
日常業務との並行になるので、正直大変な部分はありますが、普段の業務では得られない貴重な経験ができると思います。自院や自身の今後に非常に役立つものだと思います。何より達成感があり、成長した自分を誇りに思える気がしますので、以前と違った視点で業務を行うことができると思います。私と同じ事務職の方も是非受講してはいかがでしょうか。最後になりますが、小林先生はじめ事務局の方々のご苦労があってのMMkobeだと思います。感謝しております。

医療法人社団秀英会
神戸朝日病院
事務部 次長
天野 弘明

【受講してみようと思ったきっかけ】
他業種からの転職で病院業務としての経験がまだまだ浅く、日々病院内で学ぶことが多いなか、病院外で学ぶことの重要性も感じていました。その時に実践的病院経営マネジメント人材育成プラン「医療の将来を担う病院経営養成コース」の存在を知りました。他医療機関の多職種の方々の意見も交え、また病院経営に必要なマネジメントや管理知識をそれぞれの視点から学ぶことが出来ると感じたのが受講するきっかけでした。

【受講してみての感想】
コロナ禍の影響もあり、受講はほとんどがオンライン形式で行われることが多かったですが、神戸大学大学院のMBAの履修項目である「病院経営における病院の経営分析・コスト分析」、「病院の業績管理会計」、「病院の人的資源管理」は大変勉強になった授業でした。また病院経営において必要であるマネジメント能力やリーダーシップについて非常に深く学ぶことができました。講義の中には、グループワークを中心に多職種(医師・看護師・事務・コメディカル)で意見を交え、ある課題や問題点についてグループ検討し、意見をまとめて発表する。という実践型の授業が多く、開始当初は事務職の発言は控え目だった記憶がありますが、授業のカリキュラムの中に、病院におけるそれぞれの職種の役割、医師・看護師・事務職の考え方やそれぞれの職種の大切さについて学ぶことが多くありました。講義を受けていく中で全体の意識も変わり、職種を問わず活発に意見や議論を出し合うことができ、非常に良いグループワークだと実感しています。

【今後受講される方へのメッセージ】
事務職の方は、自院での問題点は十分に把握していますが、他病院でどのような問題を抱えていて、どのような役割で、今後どのように展開していくか。などの話を聞ける場所、出来る場所がMMKOBEだと思います。また医師、看護師、事務の考えをフラットな場所で意見が言えることが出来ます。他職種が事務に対して望んでいることや、今後我々がどのような視点で考え動くべきなのか、色々なことを気づかせてくれます。業務終了後、18時20分頃からの授業は非常大変ではありますが、それ以上の学びがあったことをお伝えいたします。是非、頑張ってみてはいかがでしょうか。

2020年度(3期生)

社会医療法人
製鉄記念広畑病院
副院長
村津 裕嗣

【受講してみようと思ったきっかけ】
2022年に迫った、当院と姫路循環器病センターとの統合新病院開院にむけ、漠然とした期待と不安を抱いていた私が急に副院長を拝命しました。 新病院に向けた問題をどう整理し対応すべきか?また、新病院の船出のかじ取りに私がどう役立つ事が出来るか等を考えあぐね始めた頃、大学からのお誘いと、昨年度の受講生である、加古川中央病院・副院長の金田先生の強い勧めがあり受講を決めました。時間的に厳しい日程ですが、当院からの後押しもいただき、貴重な機会を得たことに感謝しています。

【受講してみての感想】
講義分野に関しては非常に充実した内容で、小林大介先生やMxM KOBE事務局の皆様に感謝です。どれもがまさに私が知りたいと願っていたご講義で、いわゆる大人の勉強の楽しさを教えていただきました。実際、講義の最中は『目から鱗』の連続で、180分間が短く感じ全集中で楽しめました。この知識と経験を何にどう役立てるかは、やはり自身の行動力とその環境によるところが大きいと思います。もちろん、すべての講義の内容を実践することは不可能ですが、医療を取り巻く環境や各職種、特に事務職の仕事の内容と重要性も理解でき、日々の診療とは異なる方向より病院を俯瞰する視野は得られたと思います。また、いろんな考え方や問題解決の糸口の知識は、病院という極めて多因子の集合体を運営する上で必ず役立つと思います。ただ、失敗できないという呪縛に捕らわれがちになりますが、何とか授けて頂いた知識を今後の病院マネイジメントに生かせることを目指します。最後に、COVID19の影響で受講生の皆様と親交を深める機会が制限され残念でしたが、zoomの中のお顔と初対面した時のうれしさは忘れません。コロナ禍治まれば、是非同窓会しましょう。

【今後受講される方へのメッセージ】
私のように副院長になってからの受講は当然有用です。しかし、病院幹部としては身につまされる内容も多く心理的に知識を試す余裕がありません。本来なら、各科主任部長になったくらいの時期に1度知識として頭に入れておかれることをお勧めします。もちろん病院幹部としては知っていなければならないことの講義ですが、すこし余裕をもってまずは各科の部長としてのマネイジメントからその実際を行っていければ、その後の役職にも役立つと思います。おそらく、今後の日本の医療においては、医師においてもバランスが求められ、働き方改革という流れのなかで、いかに医療の理想を求めるか?を考えたときに、本講義seriesは有効な考え方や実際の事例からのヒントも得られると思います。医師にとっては日程的に大変ですが、興味深い内容で気がつくともう終わりに近づいていました。医学の勉強ばかりでは医療はできません、各科部長クラスの先生方には強く受講をお勧めします。

日本赤十字社
姫路赤十字病院
部長
福永 智栄

【受講してみようと思ったきっかけ】
管理職の立場になり、院内の会議等で自院の経営状況を知るうちに、病院経営にどう寄与できるかを考えるようになりました。私自身、チーム医療(緩和ケア、精神科リエゾン、認知症ケアチームなど)に携わり、患者さんがQOLを良好に保ち地域に帰ることができるかを取り組む中で、医療を取り巻く状況を見極め仕事することが病院への貢献だけでなく、地域医療の質向上にもつながると思っています。当院の属する播磨姫路医療圏は姫路地域、西播磨のそれぞれの地域で提供できる医療体制に大きな差があり、治療中、治療後の療養を行う上で地域の療養型病院や在宅医療といかに地域連携を進めるかが大きな課題です。また2022年度開院予定である県立姫路はりま総合医療センター(仮称)の稼働を踏まえ、地域医療に関心をもち地域連携の重要性を痛感するとともに当院の在り方、地域医療への役割を考えるようになりました。実際、私自身は医療経営を学んだことがなく一からという気持ちで参加しました。

【受講してみての感想】
「医療の将来を担う病院経営者養成コース」を受講しました。幅広く医療経営を学ぶカリキュラムで充実した内容になっていました。初心者である私は受講科目すべて興味深く得るものも多かったです。医療に関わる法律のことはもちろん医療安全などは日常の診療を見直すきっかけになりました。地域医療構想、医療マーケチング、医療経営は、受講のきっかけであったので自院のあり方、自身の立場を考える上でとても参考になりました。またMBAとの共通開講科目(業務管理会計、経営分析、人的資源管理)は課題もありましたが、グループメンバーとディスカッションしながら問題を考える貴重な機会となりました。ただ、コロナ禍で、ケーススタディなどのフィールドワークができなかったこと、受講者の方々との交流会が持てなかったのは残念でした。他病院の先生方や医療スタッフ、事務の方々と知り合えたのは大きな財産です。嬉しかったのはこのコースを受講したことで、自院の院長と医療構造や当院の在り方など話をする機会が増えたことです。ちょうど医師の働き方改革が進んでいたので、フレックスタイムを利用し、平日の講義は参加しました。遠方からの参加、コロナ禍での通学でしたので気を使い大変でしたが、いい思い出になりました。

【今後受講される方へのメッセージ】
医師は知識、医術を磨き深めていくことが本分ですので、医療資源(ヒト、モノ、カネ、情報)に関心が少ない傾向にあります。病院経営に関わるようになって必要に迫り経営を勉強する方が多いのではと思います。ここ最近特に日本の医療を取り巻く環境も変化が激しい状況です。そうした中で私たち医療人は医療全体を俯瞰してみることで、自身が取り組む医療の形がみえるのではないでしょうか。病院の運営は様々な専門職、事務の方々で成り立つチーム医療です。MM KOBEは、医療をもう一度考えるきっかけになると思います。平日、土曜日など仕事の後、大変だと思いますが得るものも大きいと思います。医療構造を学ぶ機会として、参加されたらいかがでしょうか。最後に受講を指導してくださる先生方に、コロナ禍で授業の形を工夫、配慮してくださったことに本当に感謝いたします。

地方独立行政法人
K市立病院
部長(医師)

【受講してみようと思ったきっかけ】
現在の病院では診療科の部長として勤務していますが、病院の違いにはそこで働くヒトの違いと言われるように、自部門をより良くマネジメントするためには、組織や人的資源管理が重要であると感じていました。一般に経営層以外の医師はマネジメントに関して系統的に学習する機会がありません。たまたま、ホームページにて実践的病院経営マネジメント人材養成プランがあることを知りました。人的資源管理以外にもデータ分析の実習などもあり、自身のニーズに合致することから受講しようと思いました。

【受講してみての感想】
1年集中コースを選択し、選択科目を含め19科目を受講しました。平日の夕方と土曜日に授業があり、自宅に帰ると23時を過ぎることもありましたが、疲労感はなく充実した時間を過ごすことが出来ました。コースの授業は座学だけでなく、実習形式も多く、自ら考え、議論することで理解が深まりました。病院の業績管理会計では、グループワークで自部門のバランスト・スコアカードを作成しました。自部門を内部環境、外部環境からじっくりと考えるきっかけになり、また他の受講生から貴重な意見を頂くことができ大変勉強になりました。人的資源管理では、現在のコロナ禍で望ましい病院の組織形態について議論できて参考になりました。本コースの特徴としてDPCを含むデータ分析の講義や実習が充実していることが挙げられます。普段は分析された結果を見ることがほとんどですがAccessやBIツールを用いて自身で解析することで、データ分析方法を理解することが出来ました。また、コースを通じて多職種と議論ができ、終了後も同じ問題意識を持った受講生とのネットワークができたことも大きな成果と思います。

【今後受講される方へのメッセージ】
現在、病院に勤務されている全ての職種にお勧めできると思います。特に、部門長以上の医師の方には特にお勧めします。自部門の組織管理や人材育成を考える上ではマネジメントの知識は必要です。また、コスト分析や財務分析の講義もあるため、経営指標の解釈と事務職と同じ土俵で議論することが出来るようになります。平日の夕方や土曜日に開講されているため忙しくて受講できるか不安に思われるかもしれませんが、万一欠席しても、各講義は録画されており、WEB上で後日見ることが出来ます。また、授業後に復習することで更に理解を深めることが出来ます。コースを受講することで医療マネジメントの全てが分かるようになる訳ではありませんが、今後の医療の向かっている方向と、何をどのように勉強したら良いかが分かるようになります。さらに、自施設以外の多職種とのネットワークができることもメリットです。科目履修もできますので、興味のある科目から受講してみてはいかがでしょう。

公益財団法人甲南会
甲南医療センター
看護部長
堀口 美由紀

【受講してみようと思ったきっかけ】
看護部長になり、新病院建設・病院移転・統合と目まぐるしい1年でした。師長の頃から、「看護師も病院の経営に積極的に参画する」ことが求められ、やっているつもりではいましたが、実際に看護部長になって改めて「看護師が参画できる病院経営って何だろう?」と自問自答する毎日でした。看護管理者の研修の中で考える機会はありましたが、概論的内容にとどまり、実際に使える知識にまで至っていないと痛感しました。そんな時、病院長よりM×M KOBEを紹介され、一度きちんと経営に関する勉強をしたいと考え、ぜひ受講したいと思い申し込みました。

【受講してみての感想】
「医療の将来を担う病院経営者養成コース」の6領域、13科目を受講しました。今年度は新型コロナウィルス感染症の影響がどうなるか全く見えない状況の中で、立場上、受講してもよいものかどうか悩みました。しかし、思い切って受講してみて非常に有意義な時間を過ごすことができました。オンライン講義やwebでのグループワークなど、初めてのことばかりでドキドキしながらの受講でした。講義だけでなく、グループワークで様々な職種の方の意見を聞くことはとても新鮮で、病院で働いていても職種が違えば経営に対しての考え方も違い、特に医師の方の意見や発想は斬新で、自分自身が看護師という職能に小さく収まっていることを痛切に感じました。さらに、MBAとの合同の講義はとりわけ熱がこもり、一般企業の方とのワークは、また違った視座での意見を聞くことができて、とても勉強になりました。

【今後受講される方へのメッセージ】
診療報酬改定の逆風、そして現在のコロナ禍においては、医療業界はさらに経営的に厳しい状況に置かれています。そのような中、職員全員が経営の視点を持ち具体的に考えることが求められますが、なかなか系統的に学ぶ機会や場所は少なく、自己研鑽を行うにも限界があります。集中して学ぶにはとてもよいコースだと思います。講義は平日夕方と土曜日がほとんどで、仕事をしながら受講することは私自身も続けられるかとても不安でしたが、ほぼすべての講義を休むことなく受講することができました。特に、講義だけでなく、ほかの施設の状況を聞くことができたり、病院関係者以外の参加者との意見交換は、病院というフレームに自分自身がとらわれていることに気づかされます。今回は、コース科目のみの受講としましたが、次年度は引き続き受講していない科目を履修したいと思っています。

神戸低侵襲がん医療センター
事務部経理課 課長
木村 晃久

【受講してみようと思ったきっかけ】
現在、業務で事業計画の策定や、院内外の関係者に向けた財務状況の説明を行っています。主業務は経理なのですが、兼務で他の業務に関わることが多くあります。そのため、病院の運営や経営について、幅広く知っておく必要性を感じる場面が数多くあります。MMKOBEには、第1期で病院長、第2期には事務部長が受講しており、私も第2期で一部の科目だけ受講していました。病院経営全般について学ぶには、非常に良い機会だと感じており、病院長からの勧めもあったため、第3期の医療の将来を担う病院経営者養成コース、選択科目をすべて申し込みました。

【受講してみての感想】
幅広く病院経営に関することが学べて非常によかったです。また座学だけでなく、グループディスカッションを取り入れた講義が多く、他の職種の人達と議論しながら、より深く議論のテーマについて考えることができました。今年は新型コロナの影響もあり、講義やグループディスカッションがオンラインに切り替わったものも多かったです。現地での講義とはまた違った雰囲気でしたが、慣れれば非常にスムーズに受講することができました。MMKOBEでは、講義のテーマ内容が幅広いこともあって、普段の業務に深く関わっている内容もあれば、そうでないものもありました。ただ、どちらも共通して言えたことは、新しい気付きがあったということです。例えば、私が普段あまり関わっていない業務で、特に印象深かった講義は医療安全管理です。こちらの講義ではヒヤリハットのRCA分析を行ったのですが、RCA分析という考え方を知らなかったので学びが大きかったです。普段関わっている業務で印象深かったのは、病院の経営分析・コスト分析の講義です。HADという統計プログラムで財務分析をしました。今まで、統計を使って分析をするという機会がなかったため、非常に新鮮な切り口でした。実際に、当院のデータにあてはめて分析をしてみたら、収益予測に使えそうなことがわかりましたので、実際に利用していこうと考えています。また講義を通じて、様々な職種の方々と膝を交えて学べたことは、貴重な経験になりました。

【今後受講される方へのメッセージ】
講義が平日の夕方か土曜日にあります。受講時間の確保に苦労することもありますが、もし欠席することになっても、講義がビデオ録画されているので、後日、講義内容を確認することができます。講義内容は、それぞれの分野で活躍されている先生方が行いますので非常に刺激的な内容が多かったです。また、参加されている、様々な職種の参加者の皆様から刺激を受けることも数多くありました。病院経営について関心がある方は、幅広く学べる良い機会だと思います。おすすめはコース受講ですが、科目履修やビデオ受講などもありますので、上手く活用して受講していただければと考えています。

2019年度(2期生)

地方独立行政法人
加古川市民病院機構
加古川中央市民病院
副病院長
金田 邦彦

【受講してみようと思ったきっかけ】
現在所属する機構の理事、副院長として病院運営のかじ取りに参加するなかで、医療全般に対する知識はあるものの断片的で、系統だった知識の不足を感じることがたびたび経験していました。そのようなこともあり以前から何らかの形で医療について少し勉強したいと考えていたところ、当院の職員でM x M KOBEの1期生から講義内容を聞く機会があり、ぜひ受講してみたいと思いました。

【受講してみての感想】
全体を通じて、内容が非常に面白く受講してよかったと思いました。授業は、平日の夜や土曜日に開催されることが多く、通常の業務をこなしながら受講できるスケジュールでした。単なる座学だけではなく実習形式をとる授業も多く、受講生自らが考え、発言する機会もありより印象に残りました。講義内容は、病院経営、地域医療、医療安全、医療の質、医療統計など多岐にわたり、多くの講師の先生方から熱のこもった講義を受けることができました。特にDPC分析では、DPCデータを詳細に分析することで全国の病院の現状を正確に把握できることを知り、驚くとともに自院でもぜひ積極的に活用したいと思いました。地域医療のフィールドワークとして訪れた奈良県の南奈良総合医療センターでは、これから急速な高齢化社会と人口減少を迎える日本の医療を考えるいい機会を得ることができました。また、神戸大学MBA生との合同の授業では、宿題のレポートには苦しみましたが、より実践的で密度の濃い時間を過ごすことができました。この一連の講義で医療全般について系統的に学ぶことができ、病院経営に携わるにあたって視野が格段に広がりました。そして何よりも他の病院や他の職種の方たちと交流ができて私にとって大きな財産となったような気がします。

【今後受講される方へのメッセージ】
実際の医療現場で働いている方はもちろん医療に少しでも興味を持っておられる方の受講をおすすめします。特に医療職の方には強くおすすめします。医師は、そのキャリアの中で経営も含めて医療全般について勉強する機会がほとんどありません。それにもかかわらずある程度の年齢に達すると病院経営等に深く関与せざるを得なくなるのが現状です。現在すでに病院運営に携わっておられる医師だけではなく、将来病院幹部となられる若手の部長クラスの先生方が受講すれば将来何らかの形で必ず役に立つと思います。また病院経営において、有能な事務職の存在は大変重要ですので、事務職の方にも医師や看護部にもの申せる事務を目指して受講していただければと思います。

地方独立行政法人
明石市立市民病院
医療技術部放射線技術課
副課長
杉浦 一弘

【受講してみようと思ったきっかけ】
私は、放射線技師として明石市立市民病院で勤務し、現在、放射線技術課の副課長をしています。これまで、放射線技師として一般撮影やCT検査、MRI検査等を行ってきました。ここ数年は、地域の医療機関から放射線検査を受けるオープン検査の窓口を患者サポートセンターと連携し行ってきました。また、放射線技術課の管理業務を課長と共に行っています。地域連携業務と管理業務を行いながら、もっとこの病院に自分自身が貢献できることがないかと考えるようになりました。考えてみれば自分の職種の事しか知らず理事長の病院経営に関する話を聞いてもわからないことが多くありました。理事長の話の中で、もっといろいろな職種のスタッフが病院経営にかかわってほしいと言われることもあります。そんな時に病院からMM-KOBEを紹介されました。私が病院経営に関することを学ぶのに最適なものだと思いました。また、地域マネジメント養成コースの科目も追加で選択することが出来るため地域連携に関しても同時に学びたいと思いました。

【受講してみての感想】
これまで医療安全管理や医療の質管理は、現場スタッフとして勉強する機会はありましたが、講義としてきっちりと学ぶ機会は無かったので勉強になりました。DPCデータ分析は、DPC自体なんとなくでしか理解していなかったので基礎から学べ、さらにデータ分析まで学ぶことが出来たのは有意義でした。データ解析は、まだ自分で出来ないことが多くありますが、資料やビデオで復習していこうと思います。病院経営シミュレーションでは、世の中の状況や自分が勤務している病院の置かれている状況を理解することが出来るようになり、今までの自院の対応の理解も出来て、今後の方向性も見えてきたように思います。地域医療構想と経営戦略では、まさに厚労省の公立・公的病院の再編統合の話が出たところだったので詳しく教えていただき病院としてやるべき事がわかりました。MBAの授業では、企業に勤めている方とも一緒になりチームとしてBSCを作成したり、いろいろな事を議論したりしてとても刺激になりました。何より、前向きな受講生と著名な先生方とお知り合いになることができ、今後も相談出来ることが自分の宝になりました。

【今後受講される方へのメッセージ】
私のような専門職でも、病院経営のことを知っておくのは大切だと思います。放射線技師の仕事をしていると技術と医学知識を勉強するのが第一で病院経営に関することは学ぶ機会が少ないですが、管理職になると自分の勤務している病院の経営状況や方向性を理解して所属する部署の今後の方向性を考えないといけません。そして専門職ももっと病院経営に参加していくことが大切だと思います。病院経営に関しての知識がなかった自分がこの環境によって知識を得ることが出来ました。受講スケジュールを確保するのは大変かもしれませんが、ぜひすべてを受講し知識と大切な仲間を手に入れてください。

神戸低侵襲がん医療センター
事務部長
川田 一途

【受講してみようと思ったきっかけ】
病院事務職として、これまで医事、人事労務、経営企画、財務、地域連携他、事務・管理部門を一通り経験してきました。病院経営については、これまでも独学や他のセミナー・研修等を通して勉強してきましたが、体系的な理解が不足しているところや知識のupdateが進んでいない部分がありました。当時、当院の事務部長として1年を経過したばかりで、自分自身の能力不足・知識不足・経験不足・ネットワーク不足を痛感していました。とはいえこの立場を任された以上、職責を果たさなければならないと思っていましたし、将来にわたり病院長を経営面でサポートできる実践的な知識や能力、行動力を身につけなければいけないと考えていたところ、前年に1期生として「地域マネジメント養成コース」を受講された当院理事長・病院長の藤井正彦先生から第2期の受講を勧めていただいたことから、「医療の将来を担う病院経営者養成コース」及び全ての選択科目に申し込みました。

【受講してみての感想】
全科目を通して、より専門的な知識を習得でき、課題解決の方法やEBM(Evidence Based Medicine・Evidence Based Management)の考え方が身についたと感じます。医療の質・安全管理については、講義形式と実習形式での学習により、医療現場で必要とされる基本的な考え方や問題発見と解決方法等の知識を得ました。情報管理については、医療情報システム等の基礎、セキュリティ、管理と分析からAIまで広範に学べましたし、DPCデータ分析では、公開データをExcelやBIツールを用いて分析することで、実際の日常業務への活用可能性を実感しました。統計分析や経営分析・コスト分析については、統計の基礎からEZRを使っての実習、統計的経営分析を学び、大変苦労しましたが手法を知ることで今後の参考になりました。医療機関におけるマーケティング戦略は、地域医療連携を考えるうえで大変参考になりましたし、インターナル・マーケティングの考え方も印象に残りました。地域医療構想と経営戦略、経営方針マネジメント実習、ケーススタディなどでは、自院のみならず地域全体で医療を考えるきっかけとなる、厚労省地域医療構想に関するWGのデータ解説やシミュレーションゲーム、他院事例のディスカッションなど、今年度のトピックスも含めて学びを深めることができました。経営管理の視点では、医療政策から医療制度、医療関連法制度、個人情報保護法までの体系的な理解ができましたし、組織管理、経営・コスト分析、業績管理会計では、これまで学んだ知識の再整理や新しい知識の習得ができました。一番興味のあった人的資源管理については、あらためて自身の信条である「組織は人なり」を実感することができ、とても有意義で充実した講義でした。また、講義を通じて他の医療機関の事務職、医療職の方々や医療関係企業の方、異業種のMBAコース生と交流を深めることができたのも貴重な経験となりました。

【今後受講される方へのメッセージ】
現在病院に勤務されており更なるレベルアップを図りたい方、実践的な病院経営マネジメントに興味のある方、広く医療の仕組みを学びたい方、また、事務部門の責任者として将来の後継人材の育成を考える立場の方など、職種を問わず受講をお勧めします。スタート当初は、病院での日常業務を行いながら、週2日~3日、終業後の夕方や土曜日に講義を受け、課題に取り組むことが大変だと感じることもあると思いますが、受講生同士の切磋琢磨により、やがて厳しさの中に楽しさを見つけ、充実感を味わうことができると思います。各講義は録画され参加者に公開されていますので、欠席したときや理解を深めたいときは補講や再確認ができることも忙しい病院勤務の方にはメリットでしょう。また、受講生が同じ目的意識、問題意識の下に集まっているため、「psychological safety(心理的安全性)」が高い中での積極的なグループワークや前向きなディスカッションを経験できますし、コース修了後には、共に成長した仲間とのネットワークも大きな財産となります。人口減少に伴う担い手不足や働き方改革の影響で、効率的な労働と相応の業務負担を求められるこの時代の流れをプラスと捉え、自らの成長意欲や学ぶ気持ちを大切にし、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

2018年度(1期生)

神戸低侵襲がん医療センター
理事長 兼 病院長
藤井 正彦

【受講してみようと思ったきっかけ】
病院の管理者として5年経過するなかで、さまざまな問題や壁に直面することがありました。改めて、病院の経営について勉強し直したいと思っていたときに、今回の課題解決型高度医療人材養成プログラムを知りました。そして、実践的病院経営マネジメント人材 養成プランは、まさに私が求めていたプランであることから、受講しようと思いました。

【受講してみての感想】
全体を通じて、非常に役立ったと思っています。特にMBAとの共通項目については、私共の病院も、第2期の中期計画を実施中で、原価管理や損益分岐点、業績管理や次の投資意思決定など、現在進行のものを改めて見直すことが出来ました。また、病院バランスト・スコアカードについても、院内の管理者研修で取り上げようとしていたものでした。そして、人的資源管理は最も頭を悩ませる問題で、事例分析は大変参考になりました。また、医療の質管理については、把握し可視化し評価する方法を学ぶことが出来ました。私自身、今春の学会の教育講演を担当する予定で、テーマが「画像診断における医療の質・品質管理」なので、参考になることが非常に多かったと思います。その他にも、職員満足度の向上に役立つインターナル・マーケッティング、DPCデータの活用なども目から鱗が落ちる内容でした。また、ケーススタディやフィールドワークを通じて、様々な方と交流できたことも大変プラスになりました。

【今後受講される方へのメッセージ】
コースプログラムでは、医師の参加者は私を含めて2名にとどまっていました。学部教育や卒後研修を通じて、医師が経営について勉強することはほとんどないにも拘わらず、部長職以上になれば経営関係の会議に参加し、院長や理事長など、現状では医師が病院経営の最終責任者になります。学部教育から経営的な分野の教育を始めることは、将来的に非常に役立つと思います。また、大学病院では診療科長補佐(医局長)や病棟医長、外来医長になるタイミング、関連病院では部長職になるタイミングで、今回のようなプログラムを一部でも受講し、准教授や副院長以上になるタイミングでプログラム全体を受講することが、病院にとっても、医師自身にとっても大変有意義だと思います。看護職においては、既に1st、2nd、3rdの管理者研修コースが整備され、看護部長はほとんど3rdまで受講し、横のつながり、人的ネットワークも出来ています。医師の側にも、このような面の整備が必要だと思います。

神戸赤十字病院・
兵庫県災害医療センター
脳神経外科部長
原 淑恵

【受講してみようと思ったきっかけ】
2013年から1年半、神戸大学MBAに入学でき、経営学を勉強しました。知らないことばかりで苦労もしましたが、医療界以外の方々とともに勉強し、新しい知識、貴重な経験、かけがえのない仲間を得ることができました。医療経営には、会社の経営とは異なる点も多くあり、卒業後、MBAで得た知識をそのまま適用できない場面にたくさん遭遇しました。経営学の手法を医療経営にどのように活かしていけるのか、医療独特の方法で他の領域に応用できることはないのか、強い関心があったので受講することにしました。新しく設けられたコースだったので、きっとおもしろいはずだと考えていました。

【受講してみての感想】
MBAの時に一度受講した授業も、数年経って受講すると腑に落ちることがたくさんありました。授業で資料として拝見した他の医療機関の経営改善のレポートは、実践で、同じ医療機関ならではの親近感を持って勉強できたし、北播磨総合医療センターでの実習も、自院でもできることがあるか?と考えながら取り組むことができ、実用的知識を学べました。DPCデータ解析や統計学など、苦手でむつかしい授業ももちろんありましたが、受講者同士で教え合うなど、友好的雰囲気であまりストレスなく勉強できました。近隣の医療機関からの受講者と交流でき、特に異なる職種の方々と親しくお話しできました。医師以外の立場から近隣の医療環境をながめる視点を得たことは私にとって意義がありました。

【今後受講される方へのメッセージ】
授業が平日の夜間なので、医師の方はちゃんと行けるのか心配になるかも知れません。私は一般病院でオンコールや当直をしながら受講しましたので、時々呼び出されて退席したり、欠席することもありました。授業の様子は動画で配信され、臨場感のあるすばらしい動画を見ながら自宅で勉強できるので、欠席したから授業について行けないということはありません。医師が医療経営を学ぶ場は限られています。刺激的でおもしろいものとなると、ますます限られてきます。時間のマネジメントは、やる気になれ ばそれほどむつかしくありません。この勉強のチャンスを逃すのは、もったいないと思います。

西脇市立西脇病院
事務局経営管理課長
藤井 敬也

【受講してみようと思ったきっかけ】
2025年問題をはじめ地域包括ケアシステムなど、医療施策、厚生行政が複雑多岐となっている中、公立(自治体)病院であっても、一企業として経営改善に努め、経常利益を上げる必要があります。西脇市立西脇病院は、都心部から離れた地方の中規模病院(320床)で、総務省が規定する基準内であっても自治体からの一般会計負担金に依存した経営を余儀なくされている現状です。今後も、診療報酬改定や近隣病院の医療事情などの影響により、不安定な病院経営が予想されます。そこで、経営形態の見直しも含め、安定した病院経営を目指す必要があります。私個人としては、一般社団法人日本医療経営実践協会の医療経営士3級認定も取得し、経営の改善に努めているところですが、より専門的な知識、技能の修得を目指し病院経営マネジメントを実践するため、『課題解決型高度医療人材養成プログラム』を受講したいと希望しました。また、受講生間の情報交換を通じ、病院経営、病院運営に役立てたいと思いました。

【受講してみての感想】
第1期生として、『医療の将来を担う病院経営者養成コース』の5領域、11科目と『地域マネジメント養成コース』の1領域、1科目を受講しました。現在、経営管理課長として財務管理等を行っており、過去に医事担当として医療データ分析等を経験しています。各種団体主催の研修会、勉強会とは違い、より専門的な知識を習得できる講義であり、また、より実践的なグループワークによる技能を習得できる内容であったと思います。講義だけでは身に付くものも少ないと思いますが、グループワーク・討議や宿題・課題レポートを通じたプログラムであったため、過去に経験のない研修を受講することができました。得意とする分野である「病院の経営分析・コスト分析」や「病院の業績管理会計」の講義を受け、さらに知見を深めることができたと思います。また、「DPCデータ分析」や「医療経営ケーススタディ」など、より実践的に経営改善に向けた取組みができるものと思います。このプログラムの受講により、病院経営マネジメントを実践し、職場でのリーダー的役割を担って行きたいと考えています。

【今後受講される方へのメッセージ】
プログラムの特徴でもある講義スケジュールは、平日の夕刻(18時20分以降)や土曜日の開催のため、通常勤務しながら(又は数時間の早退で)受講できることです。コース受講のほか、希望する科目のみの受講も可能であり、それぞれのニーズに合わせて受講することが可能です。(私はコース受講をお勧めしますが・・・) また、講義をビデオ録画され、後日、自宅や職場で補習できるため、ありがたいプログラムとなっています。公立病院や民間病院、大規模病院や中小規模病院、医師・看護師・事務・その他医療者などそれぞれのジャンルに捉われず、また、経験年数の多寡に関係なく同一受講生として受講できます。専門的な知識や技能を修得できることも有益ですが、受講生間の交流による情報交換など受講中、受講後に大きな価値が得られると思います。また、神戸大学大学院経営学研究科専門職学位課程(MBA)に対応した科目であり、コース受講生のほかMBA受講生との合同講義やグループワークもあり、医療系職員以外の幅広い交流が可能となります。第2期のプラグラム内容によっては、再度、受講したい気持ちで一杯です。受講を検討されている方は、ぜひ、受講されますことをお勧めいたします。

医療法人清仁会
介護老人保健施設 若山荘
理学療法士
穴田 周吾

【受講してみようと思ったきっかけ】
理学療法士の資格取得以降、6年間同一の医療法人の中で病院と介護施設をジョブロテーションによる異動で経験する中で、地域医療における医療法人の経営とマネジメントについて強く興味を持つようになったためです。私自身、一般職のコメディカルでありマネジメント層ではありませんが勤務中の施設や所属長の理解も良く、ドキドキしながら本プログラムに申しこんだところコースの受講決定の通知を頂けたため、受講する運びとなりました。

【受講してみての感想】
勤務先が民間の医療法人のケアミックス型の病院が母体なこともあり、DPC対応病床等ではありません。その中でカリキュラム中にあるワークやデータで用いる大病院DPCデータやそれを用いた戦略というのは新鮮であり、非常に得がたい経験でした。これらを受講することでコメディカルとして病院の運営や医療制度について俯瞰した視点 で見られるようになり、私自身の視座が高くなったと考えています。それに伴い、フォロワーシップも身につきました。また当然ながら受講者は医師や看護師などの他職種や上の役職の方ばかりでコース中に付いていくのは非常に大変でしたが、講師および受講者の皆様ともに優しくフォローして下さり何とか付いていくことが出来ました。授業も録画があるため、復習にも非常に良かったです。

【今後受講される方へのメッセージ】
あくまで私の私見にはなりますが、マネジメント層でないコメディカルや一般職においても本コースを受講することは業務や職能における全体最適としてとても意味のあるものであると考えています。理由としては専門職として普段の業務や自己研鑽で磨かれるのは部分最適の要素が基本的に大きく、こういったマネジメントの考え方の部分や運営の数値の読み方などは中々身に付くことが難しいあるいは非常に時間がかかるものだと思われるからです。今回のコース受講をきっかけにして業務での視点が広がっただけでなく、研究や自己学習としても発展していくことになりました。科目履修もありますので、是非悩んでいる方は申しこんでみてはいかがでしょうか?

地方独立行政法人
神戸市立医療センター
西市民病院 事務局 医事課
新川 敏弘

【受講してみようと思ったきっかけ】
私は現在市民病院で医事業務に従事しています。内容としてはDPCの分析、診療報酬請求の精度管理、各部門間の調整や患者対応など多岐に亘ります。医事業務は人口減少・少子高齢化が進み診療報酬制度も改定の度に厳しさが加速度的に増してきているなか、病院の医療業務を漏れなく確実に収益につなげることが求められている医事課職員として、日頃より病院の役に立ちたいという強い思いがありました。しかし、省みると自分には限られた経験や断片的な知識しかないことに不安を覚え、今後経験したことのない課題に取り組んでいくためには体系的に学びなおす必要を痛感し悶々としていたところ、職場で偶々MMKOBEの開講を聞いたことがきっかけで受講を検討するようになりました。

【受講してみての感想】
様々な分野の第一線で研究・活躍されている先生の講義やワークショップの内容は実践的で、資料やノートは今後の業務に活かしていこうと復習をしています。様々なバックグラウンドを持つ同期聴講生の方々とワークショップで喧々諤々の議論を交えながら課題に向き合い答えを導き出すことで様々な角度からの課題のとらえ方や考え方を伺えたことは代えがたい経験となりました。

【今後受講される方へのメッセージ】
時間的に仕事と折り合いをつけての半年間の受講は大変と感じる時もありましたが、修了してみると、病院の業務やそれに伴う課題が俯瞰できるようになり、風景が変わって見えることでそのような思いも吹き飛ぶというのは過言ではないと思います。職種を問わず、病院の経営に関わっている方、関心のある方に受講をお勧めします。

地方独立行政法人
加古川市民病院機構
加古川中央市民病院 事務職
長谷川 葵

【受講してみようと思ったきっかけ】
病院からMMKOBEへの参加を提案されたことがきっかけです。経験年数が短く、講義内容についていけるか等の不安はありましたが、約半年という期間で病院経営に関わる幅広い分野の知識を体系的に学ぶことができる点を魅力に感じ、受講を決意しました。

【受講してみての感想】
講義内容については、自分の知識や理解の足りなさを痛感することが多くありました。しかし、理解できないなりにでも講義を受けることで知識や考え方が身に付いた部分もあったと感じています。また、普段の業務で触れたことがないような内容の講義を受けることで、様々な角度から自分の所属病院を見つめ直す良いきっかけにもなりました。そのほか、グループディスカッション等で他病院の様々な職種の人の意見を知ることができたのは、良い学びの機会でもあり刺激になりました。

【今後受講される方へのメッセージ】
日常の業務と講義との両立は正直大変でした。しかし、病院経営に関する幅広い講義を受けることができ、貴重な経験ができたと感じています。また、私は参加者の中ではかなりの若手でしたが、授業の中でついていけないことは他の受講生のみなさんに助けていただきながら、少しずつ理解を深めていくことができました。受講生の横のつながりができることも魅力の一つだと思います。一連の研修は決して楽ではありませんが、充実した時間を過ごすことができました。機会があれば、若手の人でも挑戦してみてはいかがでしょうか。

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