研究内容

臨床研究および基礎研究を通じて医学の発展に貢献することは大学病院の使命です。私たちは、未だ原因不明で治療法が確立されていない疾患も多い膠原病の病態解明と新しい治療法の開発を目指し、膠原病モデルマウスや患者さんの検体を用いて活発な研究活動を展開しています。
 
 

現在進行中の研究テーマと最近の主な論文

 

細胞内代謝制御による膠原病の新規治療薬の開発

  • Ueda Y, et al. Sci Rep. 9(1):6374, 2019
  • Okano T, et al. Sci Rep. 7:42412, 2017
  • Takahashi S, et al. Arthritis Res Ther. 19(1):76, 2017
 
 

エクソソームに着目した膠原病の新規バイオマーカーおよび治療法の開発

  • Uto K, et al. Rheumatology (Oxford). keab588, 2021
  • Nakamachi Y, et al. Ann Rheum Dis. 75(3):601-8, 2016
 
 

膠原病の病態における脂質メディエーター、腸内細菌由来代謝産物の役割の解明

  • Yamada H, et al. Sci Rep. 11(1):17312, 2021
 
 

膠原病の病態における骨髄由来免疫抑制細胞(MDSC)の役割の解明

  • Sendo S, et al. Arthritis Res Ther. 21(1):184, 2019
  • Sendo S, et al. Arthritis Rheumatol. 69(12):2314-27, 2017
  • Nishimura K, et al. Arthritis Rheumatol. 67(4):893-902, 2015
 
 

関節リウマチに関する臨床研究

神戸大学病院リウマチセンターで一緒に診療を行う神戸大学整形外科とともに臨床研究を行っています。
また、京都大学、大阪大学、大阪市立大学などとともに、関西多施設コホート(ANSWERコホート)研究を行っています。
  • Jinno S, et al. Arthritis Res Ther. 23(1):116, 2021
 
 

全身性エリテマトーデス(SLE)に関する臨床研究

全国20以上の膠原病リウマチ専門施設が参加するSLE患者の大規模レジストリであるLUNAレジストリに参加して、臨床研究を行っています。

 

情報公開文書

関節リウマチ患者を対象とした疾患データベース構築の
情報公開文書

生物学的製剤の自己注射を導入した関節リウマチ患者を対象とした注射デバイスの違いが患者心理・注射経験に与える影響を検討する観察研究の情報公開文書

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