2020.10.30

令和2年8月〜9月、アイルランガ大学熱帯病研究所 (ITD) にてBSL-3ラボのビデオ講習会を開催しました

2020.6.30

令和2年度開始の研究情報に更新しました。

2020.1.15

令和2年1月15日、スラバヤ日本人学校において第10回感染症研究国際ネットワーク市民講座を開催しました

神戸大学は、平成19年度〜令和元年度まで、文部科学省の「新興・再興感染症研究拠点形成 プ ログラム（第1期）代表：堀田博教授/林祥剛教授」、「感染症研究国際ネットワーク推進プログ ラム（第２期）代表：林祥剛教授」、国立研究開発法人日本医療研究開発機構（AMED）の「感染 症研究国際 展開戦略プログラム　(J-GRID)、（第３期）」により、「インドネシアにおける新興・再 興感染症の国際共同研 究拠点形成」という課題設定のもと、インドネシアのアイルランガ大学熱帯病研究所に神戸大学 新興・再興感染症国際研究共同拠点（神戸大学インドネシア拠点）を設置し、H5N1鳥インフルエ ンザ、ウイルス肝炎、デング熱・デング出血熱、および腸管細菌感染症等を研究してきました。

今回のプロジェクトは、国立研究開発法人日本医療研究開発機構（AMED)の「新興・再興感染症研究基盤創生事業　海外拠点研究領域」により、「インドネシアにおける新興・再興感染症の国 際共同研究拠点形成に関する研究」と題し、これまでの研究成果を引き継ぐ形で令和２年度より開始されまし た。研究テーマとしては、新規感染症の探求、デング熱、薬剤耐性菌感染症、感染性下 痢症等に関する研究、そして、グローバルに活躍する高度人材育成を進めていきます。また、国 立感染症研究所、創薬支援ネットワーク、および他の参画機関とも連携しながら研究の発展を目 指します。 グループリーダーとして、勝二郁夫教授（医学研究科）、亀岡正典教授（保健学研究科）、白川 利朗教授（科学技術イノベーション研究科）が、インドネシアとの共同研究を遂行しています。インドネシア拠点には、日本人常駐研究者１名（内海孝子特命講師（神戸大学インドネシア拠点長）が、現地研究者とともに研究活動を精力的に行っています。インドネシアとの連携により、研究成果を世界に向けて発信し、感染症研究のさらなる発展に貢献していきたく存じます。ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。 神戸大学研究代表 森　康子（神戸大学大学院医学研究科附属感染症センター　教授）