「阪神5大学サステナブルがん人材養成プラン」の調印式が行われました。

近畿大学を主幹校とする、大阪公立大学、関西医科大学、兵庫医科大学、本学における5大学9学部によるがんプロアライアンスである「阪神5大学サステナブルがん人材養成プラン」が、文部科学省の研究拠点形成費等補助金「次世代のがんプロフェッショナル養成プラン」に採択され、令和5年(2023年)10月3日(火)に、各大学学部代表者による協定書への調印式が行われ、村上卓道医学研究科長と腫瘍・血液内科の南博信教授が出席いたしました。

(前列左4番目が村上 卓道研究科長、2列目左から4番目が南 博信教授)

本プランは、近畿圏の国公私立大学の医学・看護学・理工学・情報学系の大学院が相互連携し、大学院生などを対象に、がん医療に於いて地域で顕在化した課題の解決、予防医療の実践、高度ながん医療の実現を実践できるがんプロ人材を養成することを目的としています。

本プランでは、3つのタスクフォース、「タスクフォース1:医療現場」「タスクフォース2:予防医療」「タスクフォース3:研究開発」を立ち上げ、様々な課題に取り組みます。特に「タスクフォース3」では、臨床研究中核病院である本学附属病院を中心として、個別化医療に繋がる研究開発の基盤となる医師・治験コーディネーターや、免疫療法等、高度ながん医療研究開発を主導する医療者の養成システムを構築します。