11月8日(水)、神戸大学医学部会館シスメックスホールにおいて、令和5年度神戸大学医学部解剖体慰霊献花式を執り行いました。
献花式では、令和4年8月1日から令和5年7月31日までに行われた系統解剖61位、病理解剖17位、法医・監察解剖1,851位の合わせて1,929位。ご遺族、来賓、教職員・学生等220名近くの参列者より献花をいただき、御霊各位のご冥福をお祈りいたしました。
今年も会場内の密を避けるために14時〜15時の限られた時間の中で分散をして参列をお願いいたしました。
村上卓道医学部長から、医学の教育のために御体を捧げてくださった方の尊い御意志は医学の進歩、社会に貢献する計り知れない大きな寄与であり、感謝に絶えないとメッセージをいただき、ビデオメッセージにて参列者の方々にご視聴いただきました。
なお、神戸大学医学部創設以来の御霊は、総計65,276位となりました。
また、慰霊献花式に先立ち、系統解剖実習のために自らの御体を医学部に献体された故人を顕彰して、村上医学部長が文部科学大臣感謝状を27名のご遺族に伝達し、感謝の意を述べました。
伝達式では、学生代表として中内珠希さんが、慰霊のことばを捧げました。