神戸大学医学部解剖体慰霊献花式を執り行いました。

11月10日(水)、神戸大学医学部会館シスメックスホールにおいて、令和2年度・令和3年度神戸大学医学部解剖体慰霊献花式を厳かに執り行いました。

令和2年度は新型コロナウイルス感染症拡大の影響に伴い、解剖体慰霊祭が中止となり、今年度は、形式を変更し慰霊献花式として開催しました。

令和元年8月1日から令和3年7月31日までに行われた系統解剖83位、病理解剖51位、法医・監察解剖3,305位の合わせて3,439位の物故者に対して、ご遺族、来賓、教職員・学生等400名近くの参列者全員が献花し、故人のご冥福をお祈りしました。

献花式は、会場内の密を避けるため、10時から15時の間に分散しての参列をお願いしました。南康博医学部長から、医学の教育・研究のために御体を捧げてくださった方の尊い御意志は医学の進歩に寄与し、社会に貢献するところが多大なるものがあり、感謝にたえない旨の慰霊の辞をビデオメッセージで放映し、参列者の方々にご視聴いただきました。

なお、神戸大学医学部創設以来の御霊は総計63,543位となりました。

また、慰霊献花式に合わせ、19名のご遺族に文部科学大臣感謝状を伝達しました。

 

参列者による献花の様子
献花を捧げる南医学部長