GCMS-QP2010 Ultra 増設
GCMS-QP2010 Ultra 増設
島津製作所GCMS-QP2010 Ultra が4台目のGCMSとして増設されました(写真は島津製作所HP http://www.an.shimadzu.co.jp/gcms/ultra/ultra.htm より)。質量分析総合センターでは、臨床メタボロミクスの基盤分析技術としてGCMSを最重要視しています。多数の臨床サンプルから、個々の変動幅が決して大きくはない代謝物プロファイリングを正確に得るためには、分析機器の堅牢性・再現性・定量性が必要です。
これらに加え、最新機種GCMS QP-2010 Ultraでは、その高速scan測定性能(最大20000 amu/sec)と高感度測定(ASSP機能;scan速度を上げても感度の低下がほとんど生じない)という優れた特徴があり、従来TOF-MSの独壇場と考えられていたノンターゲット解析への可能性を切り開くものです。
2010年10月5日火曜日