海外英語研修

ハワイでの臨床英語研修について

平成30年8月13日から18日まで「Hawaii Tokai International College」において、神戸大学医学部5年生9名が参加して臨床英語研修を実施しました。神戸大学生に加え、東海大学を含む他大学から多くの学生が参加し、合計32名が各グループに分かれて研修を行いました。

神戸大学からは2名、東海大学からは1名の教員が随行し、現地の講師やハワイ大学の学生を交え、英語での問診の取り方、プレゼンテーションを学び、医療倫理問題に関する討論等を行いました。

プログラムの中には、ハワイ大学医学部キャンパス、Kuakini Hospital、St.Luke’s Clinic訪問等もあり、短期間ですが充実した研修となりました。

神戸大学医学部における医学英語教育とハワイでの語学研修

授業カリキュラムの中に6年間を通して英語教育を行うことを決定して以来、2,3年次では1学年を3クラスに分ける小グループ授業と英語教材(費用は後援会負担)の使用を実践し、5年次にはBSL(Bed Side Learning)8班に分けた小グループそれぞれでの臨床英語学習等、様々な改革に取り組んで参りました。

平成11年度から、5年次末から6年次初めにかけて選抜された学生10数名を海外の大学病院での4-6週間の実習に派遣いたしました。平成19年度は17名を派遣しました。平成15年度より夏休み期間中のハワイでの語学研修をハワイ大学副学長の全面協力でスタートさせました。

ハワイでの語学研修の小史

初年度(平成15年度)はハワイ大学キャンパス内Outreach Collegeの教員に医学英語の指導を依頼しておりましたが、平成17年度から神戸大学医学部の教員が講師として参加し、またハワイ大学医学部生が患者役として参加し、学生と交流を行っています。また、例年同様、ハワイ在住の小林恵一先生(神戸大学臨床教授・聖ルカクリニック院長)はじめ、神戸大学の卒業生、ハワイ在住の先生方が講師として参加して学生の指導にあたられます。