老健事業

令和3年度老人保健健康増進等事業「円滑な医療・介護連携を推進するための地域医療連携室の支援に関する調査研究事業」

目的

円滑な医療・介護連携を推進するために、地域医療連携室が果たす役割は極めて重要である。本事業では、その業務である退院支援に係るチェックリスト案および業務評価指標案の開発を行うとともに、退院支援業務の課題、またコロナ禍による付加的課題の抽出および解決策案の提示を行う。退院支援は、地域医療連携室業務の重要な役割である。退院支援に係る課題の解決は、円滑な医療・介護連携の推進に貢献すると確信する。

概要

本事業では、「退院支援チェックリストの精緻化および地域医療連携室の課題の検討」と題した調査を実施する。具体的には、①ウエブ研修会の開催: (1)地域医療連携室の課題およびその解決方法、(2)ウエブ研修会の評価および継続性、(3)退院支援チェックリスト案、(4)コロナ禍の退院支援への影響に関するアンケート調査を実施する、②実証研究の実施:退院支援チェックリスト案の実証研究を実施する、③地域医療連携室の退院支援に係る評価指標案作成の基盤整備:既存評価指標に関する質問紙調査を実施する、で構成される。これらを実施することで、円滑な医療・介護連携を推進するための地域医療連携室の支援に関する課題を解決する。

報告書

令和 3 年度 老人保健事業推進費等補助金老人保健健康増進等事業
円滑な医療・介護連携を推進するための地域医療連携室の支援に関する調査研究事業

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11月23

医療介護連携に係る退院支援ウエブ研修会

オンライン形式(Zoom Video Webinar)
令和3年11月23日(火・祝)1:00 p.m.~3:30 p.m.(受付開始12:30 p.m.~)

テーマ
「退院支援の現場から、退院支援のあり方を考える」

開会挨拶
川谷 良秀 厚生労働省近畿厚生局 健康福祉部長

基調講演
「医療介護連携とくに退院支援事業において明らかになってきたこと」
河本 慶子 厚生労働省近畿厚生局 健康福祉部 上席地域包括ケア推進官

パネルディスカッション
「退院支援の現場から、退院支援のあり方を考える」
(1) 講演
①看護師の立場から
空山 直子 国立循環器病研究センター 看護部長
②メディカルソーシャルワーカーの立場から
大濵 江美子 大阪市立総合医療センター 入退院センター MSW
③介護支援専門員の立場から
西之坊 篤 きずなケアプランセンター
④行政の立場から
(2)総合討論

閉会挨拶
岡山 雅信 神戸大学大学院医学研究科 地域医療教育学部門 特命教授

開催月日
令和3年11月23日(火・祝)1:00 p.m.~3:30 p.m.
(受付開始12:30 p.m.~)
開催場所
オンライン形式(Zoom Video Webinar)
参加対象者
退院支援に関わる職種
(地域医療連携室、介護老人福祉施設、介護老人保健施設の職員など)

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お問い合わせ先

<円滑な医療・介護連携を推進するための地域医療連携室の支援に関する調査研究事業 事務局>

神戸大学地域医療教育学部門
部門長/特命教授 岡山 雅信
e-mail: dcme[a]med.kobe-u.ac.jp

※[a]を@に変換してご送信下さい。