RESEARCH研究内容

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01
筋浸潤性膀胱癌患者に対するリキッドバイオプシーを用いた
バイオマーカーの探索筋浸潤性膀胱癌は一般的に体内に潜む僅かな癌細胞を見つけることがしばしば難しく、今後の更なる医療技術の進歩が求められています。癌の診療においては、血液検査で腫瘍マーカーと言われる、病気の診断や治療後の転移再発の目安となる物質が調べられますが、膀胱癌では有望な腫瘍マーカーは判明していません。
切除された膀胱がん組織に対して遺伝子に対する網羅的な解析を行い、一人一人に特異的な遺伝子異常を見出し、更にその異常がデジタルPCR法で血液中にct-DNAとしても見つけることが出来るかや、膀胱がんとの関連性を検討します。
また膀胱がんは免疫細胞が深くかかわっているとされてきましたが、未だにその詳細は不明で、どのような免疫細胞が病気と関わっているかや、免疫細胞由来のサイトカインについても調べ、手術に際して膀胱と一緒に切除される周囲のリンパ節についても、OSNATM(迅速診断技術)の有用性について確認します。 -
02
リンパ腫患者由来Bリンパ球を用いた自然免疫分子に対する
ヒトモノクローナル抗体の網羅的取得 -
03
細胞療法への応用を目指した、
リンパ腫自然退縮現象の原因となるヒト免疫細胞の同定
FACILITIES 設備紹介
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培養顕微鏡
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液体窒素タンク
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FACSフローサイトメトリー
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核酸精製システム