研修について
専攻医の1週間(例)
| 専攻医の1週間(あくまで1例です) | |||||
|---|---|---|---|---|---|
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
| 6:00 | 起床 | 起床 | 当直 カンファ申し送り |
起床 | |
| 7:00 | 出勤 カンファ |
起床 | 出勤 カンファ |
出勤 カンファ |
|
| 8:00 | 麻酔開始 | 出勤 | 麻酔開始 | 麻酔開始 | |
| 9:00 | ![]() 麻酔 |
麻酔開始 | ![]() 麻酔 |
翌日の準備など | ![]() 麻酔 |
| 10:00 | ![]() 関連病院 での麻酔 |
||||
| 11:00 | 帰宅 | ||||
| 12:00 | 当直明けは フリータイム 遊び・家事・勉強![]() |
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| 13:00 | |||||
| 14:00 | |||||
| 15:00 | |||||
| 16:00 | |||||
| 17:00 | 申し送り | ||||
| 18:00 | 帰宅 | 当直 | 帰宅 | ||
| 19:00 | 夕食 | 夕食 | |||
| 20:00 | 帰宅 | ちょっと勉強 | |||
| 21:00 | 夕食 | ||||
| 22:00 | |||||
| 23:00 | 就寝 | 就寝 | 就寝 | 就寝 | |
当直は土日を含めて3-4回/月位です。
土日は当直を除いて基本的にフリーですが、病棟で患者回診をしたり、学会やセミナーに参加したり、研究や論文執筆をしたりと自分の勉強に当てたりしています。
年間計画表
| 4月 |
![]() 専攻医としての生活がスタート
症例は必ず上級医とペアになります |
|---|---|
| 4月 下旬 |
![]() 専攻医講義
麻酔科医としての基礎を勉強 |
| GW 5月 |
専攻医としての生活がスタート 症例は必ず上級医とペアになります ![]() ![]() |
| 6月 |
![]() 日本麻酔科学会へ参加
関連病院での麻酔も勉強しに行きます |
| 夏 休 み |
![]() 6月から3月までの間に交代で1週間ずつ取得
|
| 9月 |
![]() 日本麻酔科学会関西支部学術集会
初めての学会発表? |
|---|---|
| 10月 |
![]() 神経ブロック勉強会開始
|
| 11月 |
![]() 海外の麻酔科学会へ参加
(希望者のみ) |
| 12月 |
![]() 忘年会
|
| 1月 | ペインクリニックやICUの短期間ローテート開始 |
| 2月 |
![]() 神戸大学麻酔科同門会
|
抄読会や勉強会について
4月にある専攻医集中講義、年間を通じてのICU専攻医講義や神経ブロック勉強会などの選考医を対象とした勉強会と週1〜2回の抄読会など学びの場を設けています。| 専攻医集中講義 2025 |
| テーマ | 担当 | 日 |
|---|---|---|
| 麻酔総論 | 小幡先生 | 4月10日 |
| 中心静脈カテーテル | 吉田先生 | 4月14日 |
| 術前評価 | 吉田先生 | 4月14日 |
| 循環生理 | 牛尾先生 | 4月15日 |
| 呼吸生理・人工呼吸 | 西村先生 | 4月15日 |
| 電解質・酸塩基 | 白川先生 | 4月16日 |
| 神経生理 | 岡田卓先生 | 4月17日 |
| 心臓麻酔 | 法華先生 | 4月18日 |
| テーマ | 担当 | 日 |
|---|---|---|
| 術後回診・術後鎮痛 | 上野先生 | 4月21日 |
| 産科麻酔 | 藤本先生 | 4月21日 |
| 小児麻酔 | 大井先生 | 4月22日 |
| 局所麻酔薬 | 末原先生 | 4月22日 |
| 吸入麻酔・静脈麻酔薬 | 宮崎先生 | 4月24日 |
| 筋弛緩薬 | 巻野先生 | 4月24日 |
| 脊椎麻酔・硬膜外麻酔 | 岡田有先生 | 4月25日 |
| ペインクリニック | 野村 | 4月25日 |
| ICU専攻医講義 2025 |
| 月 | テーマ | 担当 |
|---|---|---|
| 5月 | ICU Gaiaの使い方 | 藤本先生 |
| 5月 | 人工呼吸管理 | 原先生 |
| 6月 | 輸液(電解質補正) | 藤本先生 |
| 6月 | 術後患者の管理のポイント | 小幡先生 |
| 7月 | 酸塩基平衡 | 巻野先生 |
| 7月 | エコー | 牛尾先生 |
| 月 | テーマ | 担当 |
|---|---|---|
| 8月 | 酸素療法 | 牛尾先生 |
| 8月 | 敗血症 | 巻野先生 |
| 9月 | 腎代替療法 | 西村先生 |
| 9月 | 栄養 | 宮崎先生 |
| 10月 | ECMO | 宮崎先生 |
| 10月 | ARDS | 西村先生 |
先輩専攻医からのメッセージ
令和6年度新入専攻医からのメッセージ
D.T私が麻酔科を志望するようになったのは、研修医の頃に麻酔科の先生に手技を褒められたからという軽い気持ちでした。そこから麻酔の勉強を始めると麻酔の奥深さを知り、より麻酔を学びたい気持ちが強まりました。
兵庫県内だけでも麻酔科のプログラムがある病院は多数あり、進路を悩むことも多いかと思います。私が神戸大学に入局させていただいた理由はいくつかありますが、まず上級医の先生が多いことがあります。麻酔は必ずしも答えがあることばかりではないことを痛感する日々ですが、その中で多くの先生にご意見をいただけることは非常に勉強になります。また、出身大学もさまざまで、他大学出身であることが全く気にならないことも入局の後押しとなりました。
他にも神戸大学の魅力はたくさんありますが、実際に見学に来ていただき雰囲気をみていただくことが一番イメージがつくと思います。皆さんにお会いできるのを楽しみにしております。
Y.Nはじめまして。
私は神戸大学を卒業し、神戸大学のたすきがけコースで初期研修を行い、神戸大学麻酔科に入局しました。
初期研修1年目は大阪の市中病院で、2年目は神戸大学病院で研修を行いました。どちらの病院でも手術室やICUなど麻酔科研修を行いました。
市中病院と大学病院の両方を経験した上で、指導医の先生や先輩から以下の話を聞き、最終的には大学病院での専攻医研修を選びました。
- 大学病院の方が症例数が多いため、幅広い経験ができる。
- 大学病院は同期の数が多い。
- 働く麻酔科医の数も多いため、さまざまな上級医のやり方や考えを学ぶことができる。
- 術中のアナフィラキシーなど、珍しい症例やトラブルに実際に出会うかは確率論であるが、症例数の多い病院であれば誰かが経験することになる。症例検討会でそのような話を聞くことができるのもメリット。
まずは雰囲気を知る上でもぜひ気軽に見学に来てください。聞きたいことがあれば、僕らになんでも聞いてくださいね。
A.Sはじめまして。私は県外の大学を卒業し、神戸市内の市中病院で初期研修をした後に神戸大学の麻酔科に入局しました。大学病院の良さでもあると思いますが、症例数がとても多く、日々様々な麻酔を経験しています。どの先生も熱心に指導してくださり、時には落ち込むこともありますが、同期で助け合いながら充実した生活を送っています。後期研修先に迷っていましたらぜひ一度、見学に来てみてください。お待ちしています。



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