神戸大学 大学院 医学研究科 生理学・細胞生物学講座
疾患モデル動物病態生理学分野

Division of Comparative Pathophysiology
Department of Physiology and Cell Biology; 
Kobe University Graduate School of Medicine

(2012年4月1日 開設)
分野長: 塩見 雅志 (戦略的准教授)








2012年4月1日に新設された分野です。
分野長の塩見雅志准教授は医学研究科附属動物実験施設で WHHL (Watanabe heritable hyperlipidemic) ウサギを用いて研究を行ってきました。 WHHLウサギは、1973年に本学の動物実験施設で発見され、系統開発された LDL 受容体異常に起因する高コレステロール血症の疾患モデルウサギで、1985年の ノーベル賞受賞研究(米国のGoldstein JL, Brown MS)に大きく貢献しました。 近年、遺伝子組換えマウスの脂質代謝がヒトのリポ蛋白代謝と大きく異なることが明らかとなり、ヒトのリポ蛋白代謝に極めてよく類似しているWHHLウサギの重要性が再認識され始めています。 動物実験の基本の一つは、実験結果をヒトに外挿できるかどうかであり、トランスレーショナル・リサーチに対応しているかどうかです。 リポ蛋白代謝のみならず、動脈硬化、心筋梗塞の病態がヒトの病態に極めてよく類似しているWHHLウサギを用いることによって、今後とも心血管疾患の克服に大きく貢献できるものと期待しています。

本分野では、動物実験施設と協力してWHHLウサギをさらに改良したWHHLMIウサギを系統維持しながら、リポ蛋白代謝、動脈硬化、心筋梗塞の研究および脂質低下剤、動脈硬化抑制剤の研究を行っています。




  神戸大学医学研究科  
  医学研究科 附属動物実験施設  




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