International Symposium at Kobe University,
“Nanotechnology in Cancer Drug Delivery:
From Basic to Clinical Medicine”

日時

2017年2月25日(土曜日) 15:00 - 18:30

会場

神戸大学医学部会館シスメックスホール

講演

近藤 隆 (富山大学 学長補佐、大学院医学薬学研究部 教授)
荻野 千秋 (神戸大学 大学院工学研究科 教授)
尾上 誠良 (静岡県立大学 薬学部 教授)
Frank Caruso (The University of Melbourne, Department of Chemical and Biomolecular Engineering, Professor)
古屋敷 智之 (神戸大学 大学院医学研究科 教授)
佐々木 良平 (神戸大学 大学院医学研究科 特命教授)
福本 巧 (神戸大学 大学院医学研究科 准教授)
久野 高義 (神戸大学 大学院医学研究科 特命教授)

言語

英語

内容

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2017年2月25日、-Joint symposium of Kobe University and Excellent Scientists domestic and overseas 2017-が神戸大学医学部会館シスメックスホールにて開催された。テーマは"Nanotechnology in Cancer Drug Delivery: From Basic to Clinical Medicine"であり、Nanomedicineの薬物動態などの医学、薬学分野の内容から、Metal-Nanomedicineに関する工学分野の内容まで分野間を横断した医学応用を見据えたNanotechnologyの話題となった。

Opening remarksでは富山大学の近藤隆教授が金やプラチナなどの金属ナノ粒子と放射線増感との関連性をご紹介頂いた。第1セッションでは神戸大学の荻野千秋教授から過酸化チタンナノ粒子と放射線併用時の抗腫瘍効果に関する細胞実験、生物実験の結果をご紹介頂き、今後の医学部と工学部とのより強固な連携の重要性をご説明頂いた。第2セッションでは静岡県立大学の尾上誠良教授から薬学研究者の視点から、新規化合物の薬物動態、毒性評価などをご紹介頂き、薬学部をもたない神戸大学の学術領域の底上げにつながる貴重なご講演を賜った。第3セッションではThe University of MelbourneのFrank Caruso教授から工学分野の視点から医学応用を目指すNanomedicine、Nanoengineeringの優位性、特異性、ピットフォールなどを多方面からご解説頂き、今後の医学研究におけるNanotechnologyの重要性をご解説頂いた。第4セッションでは神戸大学の古屋敷智之教授からストレスに関するご講演を賜り、Nanomedicine投与後のストレスの有益な側面と有害な側面を選択的に操作する技術の開発が重要である旨のご示唆を頂いた。

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第5, 6セッションでは神戸大学の佐々木良平教授、福本巧准教授からNanomedicineの最終的なターゲットである切除不能膵がんに対する体内空間可変放射線療法と経皮的肝灌流療法の治療成績に関してご報告頂き、Nanomedicineと放射線療法、灌流療法との融合治療の必要性をご教示頂いた。Closing remarksでは神戸大学の久野高義教授からNanomedicineのスケールメリット、デメリットに関して概説頂き、臨床応用への期待を含めて統括頂いた。

以上、本シンポジウムでは医学応用を見据えたNanotechnologyをテーマに、医学分野、工学分野、薬学分野など学術分野を横断した議論を行った。これにより、今後の他分野連携の重要性と課題が明らかとなり、更なるNanomedicine開発の発展が期待できるものとなった。

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