神戸大学を卒業後、市立加西病院で初期研修を行い、神戸大学放射線科に入局しました。天理よろづ相談所病院と兵庫県立姫路循環器病センターで2年ずつの研修を経て、卒後7年目に大学院へ進学しました。
元々はgeneralに臨床に携われる放射線科医を選択しましたが、臨床の現場や学会などで様々な放射線科の先生方と出会い、Specialistに憧れて大学院への進学を希望しました。現在は、放射線診断学分野の大学院生として主にIVRを専門に忙しい日々を過ごしています。
大学院生ではありますが、研究だけでなく、基本的には日常診療から離れることはなく、臨床も並行して行っています。特に私自身はIVRを専門としていますので、臨床の技術も研鑽する時期でもあるため、特に大学院1年目は日々の業務を乗り切ることで精いっぱいでした。ただ、日々の業務の中から、研究のテーマやヒントが見つかることも多く、大変ではありますが、臨床と研究とを並行して行うメリットはあると思います。また、収入面でも比較的安定しているので、家庭がある身分としては安心できました。
個人的には専門医の取得と大学院の進学、出産と子育てが同じタイミングになり、臨床と研究、家庭と多忙を極めていますが、いずれもタイミングを逃さず、決断してよかったと思えるようにしています。
Specialistと胸を張って言えるようになりたくないですか？