診療案内

調査研究に関して

「骨盤領域における3テスラMRIの新たな撮影法の適正化と機能評価への応用に関する検討」の研究について

神戸大学医学部附属病院放射線科では、現在、平成22年1月1日以降に当院泌尿器科ないし産婦人科で骨盤疾患により手術を受けられた患者さんを対象に「骨盤領域における3テスラMRIの新たな撮影法の適正化と機能評価への応用に関する検討」についての臨床研究を実施しております。内容については下記をご覧ください。また、この調査研究についてご質問等ございましたら、最後に記載しております[問い合わせ窓口]までご連絡ください。

研究概要

近年のMRI装置の進歩は目覚ましく、従来の1.5テスラのMRI装置と比較して2倍近いSNRが得られ、高精細の画像を撮影できる3テスラのMRI装置が普及し始めており、当院でも2台の3テスラの MRI装置が稼働しています。

しかし高磁場特有の問題もあり、常に高精細の画像が得られるわけではなく、3テスラのMRI装置に合った新しい撮影技術や撮影方法の開発が課題となっています。頭部領域ではこのような問題はすでに解決されていますが、骨盤領域では今まさに研究段階であり、1.5テスラから3テスラへの移行の過渡期です。そこで、この研究では、いろいろな骨盤(前立腺、腎臓、子宮、卵巣など)の病気を有する患者さんを対象に、手術前に受けていただいた3テスラのMRI検査の画像や診療情報をご提供いただき、この3テスラの MRIから得られる診断精度と患者さんそれぞれの手術結果を対比し、3テスラMRI装置の診断精度を検証します。従来の1.5テスラと比較してどの点で優れているのかや、より高い診断能を得るための改良点なども合わせて検討したいと思っています。また3テスラのMRI装置で初めて可能になる新しい撮影法も追及し、従来の1.5テスラでは評価困難であった機能評価や超高精細画像の可能性についても探りたいと考えています。

取り扱うデータ

患者さんの診療録より、下記データを収集させていただきます。

年齢、採血結果(各種腫瘍マーカー)、生検結果、手術標本の病理結果
3テスラMRIの画像

個人情報保護の方法

個人情報、検査結果などの記録、保管は第三者が直接患者さんを識別できないよう登録時に定めた登録番号を用いて行います。また得られた記録は、インターネットに接続していない外部記憶装置に記録し、神戸大学大学院医学研究科放射線医学研究室の鍵のかかる保管庫に保管します。

研究終了後のデータの取り扱い

本研究に用いた臨床データにつきましては、研究終了時に廃棄させて頂きます。

研究参加による利益・不利益

  • 利益・・・患者さんに直接的に利益をもたらすことはございませんが、本研究で得られた、新たな撮影法に関する知見が今後の患者さんに役立つ可能性があります。
  • 不利益・・・通常より20分程度撮影時間が延長します。

研究成果の公表について

研究成果が学術目的のために論文や学会で公表されることがありますが、その場合もあなたの個人情報の秘密は厳重に守られ、第三者には絶対にわからないように配慮されます。

研究参加の取り止めについて

あなたのデータが本研究に用いられているかどうかを知りたい場合や、用いられている場合において、あなたがデータ使用の取り止めを希望される場合には、いつでも下記[問い合わせ窓口]までご連絡ください。取り止めの希望を受けた場合、それ以降、あなたのデータを本研究に用いることはありません。しかしながら、同意を取り消した時、すでに研究成果が論文などで公表されていた場合のように、結果を廃棄できない場合もあります。

問い合わせ窓口

神戸大学医学部附属病院
放射線部 特命講師 北島一宏
連絡先:078-382-6104

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神戸大学医学部付属病院放射線科医局

〒650-0017 神戸市中央区楠町7-5-2
TEL:078-382-6104 FAX:078-382-6129
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