プ ロ グ ラ ム 日 時 平成15年9月27日(土)13:00〜 会 場 姫路キャスパホール 姫路市西駅前町88番地キャスパ7階 本地方会は、日本小児科学会認定医のための研修8単位です。
一 般 講 演(講演時間6分) 氈@グループ (13:00〜13:45) 座長 野 間 大 路 1.当センターにおける在胎28週未満の双胎の検討 兵庫県立こども病院周産期医療センター 新生児科 奥 野 美佐子 他 2.当院NICUに入院となった気胸症例についての検討 兵庫県立尼崎病院 小児科 山 口 善 道 他 3.広範囲頭皮及び頭蓋骨欠損を伴うRobertson型転座の13trisomyの1例 加古川市民病院 小児科 海老名 俊 亮 他 4.新生児早期に腎瘻造設術を要した先天性巨大水腎症の1例 神戸大学 小児科 小 柴 ゆかり 他 5.当院における過去6年間のPierre-Robin syndromeの臨床的検討 姫路赤十字病院 小児科 神 田 杏 子 他
グループ (13:45〜14:21) 座長 藤 原 克 彦 6.診断早期よりの免疫抑制剤導入が奏功した若年性皮膚筋炎の1例 兵庫県立こども病院 救急医療室 足 立 佳 代 他 7.反復性の扁桃炎に単純性股関節炎を伴った1例 姫路赤十字病院 小児科 川 崎 彩 子 他 8.急性期に交換輸血を施行し神経学的に良好な回復を認めている臨床的ライ症侯群の1例 姫路赤十字病院 小児科 高 野 勉 他 9.特異な脳炎・脳症後てんかんの1群と考えられた1男児例 姫路赤十字病院 小児科 上 村 裕 保 他
。 グループ (14:21〜15:15) 座長 五百蔵 智 明 10.初診時、細気管支炎と考えられた血管輪の1か月男児例 姫路聖マリア病院 小児科 河 田 知 子 他 11.学校心臓検診で発見された左室憩室の12歳男児例 神戸市立中央市民病院 小児科 細 川 悠 紀 他 12.特発性心室頻拍の3例 加古川市民病院 小児科 柴 田 暁 男 他 13.腹部エコー検査が診断に有用であったAGMLの10歳男児例 西神戸医療センター 小児科 野 崎 英 夫 他 14.小児胆石症の1例 加古川市民病院 小児科 起 塚 庸 他 15.こども病院救急医療室における外傷医療の現状 兵庫県立こども病院 救急医療室 岡 本 龍 他 解 説 講 演(15:30〜16:00) 座長 土 居 治 姫路赤十字病院における小児外科の開設 姫路赤十字病院 小児外科 安 福 正 男
「 グループ (16:00〜16:36) 座長 山 田 一 仁 16.姫路市小中学校における結核健診の現状について 姫路市医師会 結核対策委員会 野 間 大 路 他 17.当院にて経験した、助産師の結核発病により実施した接触者検診と事後措置について 兵庫県立塚口病院 小児科 芥 川 宏 他 18.当院における卒前教育の現況 六甲アイランド病院 小児科 山 田 至 康 他 19.マレーシアにおける小児科プレ研修報告 神戸大学 小児科 梅 澤 依 子 他 」 グループ (16:36〜17:21) 座長 八 若 博 司 20.カクテル療法が著効した重症紫斑病性腎炎(gradeX)の1例 神戸大学 小児科 北 川 千 尋 他 21.治療に難渋した乳児ネフローゼ症侯群(French type)の1例 兵庫医科大学 小児科 杉 本 千 尋 他 22.診断に苦慮した若年性骨髄単球性白血病(JMML)の1例 神戸大学 小児科 粟 野 宏 之 他 23.ウィルス感染後に肝障害が出現し、ウルソデオキシコール酸により改善を示した骨髄性プロトポルフィリン症の1例 兵庫県立塚口病院 小児科 丹 羽 明 他 24.初回マススクリーニング時に正常であり後に高ガラクトース・メチオニン血症を呈したシトリン欠損症の2例 神戸大学 小児科 立 花 麻梨亜 他
、 グループ (17:21〜18:06) 座長 小 林 謙 25.若年性糖尿病の1例 神戸掖済会病院 小児科 舟 田 俊 平 他 26.1才未満児における発熱の検討 こばやし小児科 小 林 謙 27.インフルエンザに対するオセルタミビル3日間投与の検討 はちわかこどもクリニック 八 若 博 司 他 28.冬季5シーズンでの乳幼児RSV下気道感染症による入院症例の検討 うえむら小児科内科クリニック 植 村 幹二郎 他 29.当院におけるムンプスウイルスの分子疫学調査 岡藤小児科医院 岡 藤 隆 夫 他 解 説 講 演 姫路赤十字病院における小児外科の開設 姫路赤十字病院 小児外科 安 福 正 男 当院は503床の総合病院で小児病床は50床、新生児センターはNICU12床、GCU22床である。昨年1月より非常勤医として小児外科手術を週1回行い、9月より常勤医1名が赴任して、小児外科開設となった。本年1月より常勤医2名となり、成人外科には属さず、当面は小児科の中の小児外科として、小児科医の協力を得ながら診療を行ってきた。小児科における病診連携に支えられて紹介患者もえられ、開設11ヵ月で小児外科手術は219件で、そのうち新生児手術は13例、鼡径ヘルニアは82例、虫垂炎は44例であった。また鏡視下手術は30例となり、その内訳は虫垂炎21例、ヒルシュスプルング病3例、メッケル憩室2例、モルガーニ孔ヘルニア1例、気胸1例、膿胸1例、その他1例であった。 学会認定施設の手術基準は満たすものの、収益の面からはいまだ心もとないが、これらの経験症例を呈示し、現状を報告する。 |