横崎 宏先生 日本病理学賞受賞 お祝いの会 開催報告

はじめに

 当研究室教授の横崎 宏先生が、2017年4月に東京で行われました第106回日本病理学会総会にて宿題報告を担当され、日本病理学賞を受賞されたことを記念いたしまして、横崎先生の神戸大学でのご同門の皆様にご参加を頂き、2017年11月25日(土)18時より、神戸ポートピアホテル 本館地下一階 偕楽の間にて「横崎 宏先生 日本病理学賞受賞 お祝いの会」を開催いたしました。

当日の様子

 当日は天候にも恵まれ、学而会(旧・病理学第一講座)および横崎先生の教授ご就任以降の病理学分野の同門の先生方、お世話になりました皆様方を含めまして、計67名の幅広い世代の方にご参加を頂きました。

 初めに、発起人を代表して、講師の狛 雄一朗先生より開催の趣意説明とご挨拶がありました。ご祝辞は、神緑会会長 前田 盛先生にお願いしました。横崎先生の教授ご就任当初の神戸大学を振り返り、未来に向けたエールともなる貴重なお話を頂きました。この後、旧・病理学第一講座のご同門であらせられます、奈良県立医科大学病理診断学講座 教授 大林 千穂先生の溌溂とした乾杯のご発声で、めでたく開宴となりました。

 会の中盤には、ご同門の京都府立医科大学分子病態病理学分野 教授 伊東 恭子先生から、当研究室の研究テーマである癌-間質相互作用に関連して、指導者と後に続く者たちとの間の相互作用で良い未来が開けるとのありがたいお祝いのお言葉を頂きました。祝電、祝花も国内外から頂戴し、ありがたくご紹介させて頂きました。お食事、ご歓談の後、修士課程大学院生 岡本 真生子さんによるピアノ演奏があり、皆、素敵な音色に聴き入っていました。

 参加者一同を代表して、博士課程大学院生の小平 日実子先生より花束贈呈が行われ、それに続いて横崎先生からご挨拶と御礼のお言葉がありました。これまでの研究のあゆみに加え、当研究室を支え、共に歩んできてくださった数多くの先輩方への感謝や、ここ数年の教育研究活動を通じて日頃お感じになっていること、将来にわたる展望などが込められており、教室員一同、身の引き締まる思いで拝聴いたしました。

 中締めにあたり、ご同門の神戸市立医療センター中央市民病院 病理診断科 部長 今井 幸弘先生にご挨拶を頂きました。先輩から教わったことに少しでも何かをプラスして後輩に伝えるようにとのお言葉は、深く心に染み渡るものでした。今井先生のご先導で一手締めを行った後、皆様方と共に記念撮影を行い、お開きとなりました。横崎先生を筆頭に、教室員が揃ってお見送りさせて頂きましたが、お越し頂いた皆様それぞれから温かい応援の言葉を頂戴し、皆、充実の面持ちだったように思います。

おわりに

 今回の会を企画させて頂くにあたり、私共教室スタッフと共に発起人をお引き受け下さいました、指方 輝正先生、渡邊 信先生、今井 幸弘先生には、会の準備から当日の開催に至るまで様々な助言や、旧・病理学第一講座時代の貴重なお話を多く頂戴致しました。深く感謝申し上げます。また、祝電・祝花をくださった皆様、温かいご支援や、応援のお言葉を賜りました皆様、会の運営に協力してくださった教室員と関係者の皆様に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

研究室概要

所在地

650-0017
兵庫県神戸市中央区楠町7-5-1
神戸大学大学院医学研究科 病理学講座病理学分野
(研究棟C 3階西側)
TEL: 078-382-5465
FAX: 078-382-5479