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腫瘍内科について

ごあいさつ

神戸大学では、がんの診療、教育、研究体制を確立するため医学部附属病院および大学院医学系研究科に腫瘍・血液内科を設立しました。腫瘍・血液内科では幅広いがんの薬物療法ができる腫瘍・血液内科医を育成し、臓器横断的がん診療体制を整えるべく体制を拡充することに努めて参りました。現在、日本臨床腫瘍学会のがん薬物療法専門医も増え体制も充実しました。
日本人の二人に一人ががんに罹患し三人に一人の死因となるといわれているにもかかわらず、日本では欧米諸国に比べて薬物治療の体制が遅れていると言われています。当教室ではがん薬物療法の適正化と普及、がん診療の向上に向けて、腫瘍・血液内科学の診療、教育、研究を臓器横断的に発展させ、がん薬物療法の治療成績を向上させるため研究を精力的に行っています。
近年開発されている分子標的治療薬は副作用が比較的軽く一部の患者さんでは非常に大きな効果が見られます。しかし、すべての患者さんで効果が得られるわけではなく、個々の患者さんのがんの特性に合わせた分子標的薬の個別化治療を目的として、薬物の感受性・耐性のメカニズムを細胞株を用いて解明する研究を行っております。また効果を高め副作用を軽減するための臨床薬理学的研究を展開しています。
2009年からは諸般の事情により腫瘍・血液内科として、血液疾患の診療、研究、教育も行っていくことになりました。本来腫瘍・血液内科と血液内科は近い関係にあります。固型がんの治療や研究に血液疾患の知識・経験が必ず役立ちますし、血液悪性腫瘍の治療や研究にも固型がんの知識・経験は重要です。もともと両者は海外では同じ教室で扱われています。神戸大学医学部附属病院腫瘍・血液内科は、各種固型がんと血液疾患の両者の薬物療法のトレーニングがつめる理想的な環境と言えます。全国の病院から幅広いがんの薬物療法ができる人材派遣の要請が多数来ています。一人でも多くの医師が、血液、固型がんにかかわらすがんの薬物治療を目指していただくことを願っています。

腫瘍・血液内科 南 博信教授

腫瘍・血液内科の概要

現在日本において2人に1人が癌にかかり、3人に1人が癌で亡くなるといわれています。その多くの患者さんが化学療法などの内科的治療の対象となります。今までの日本では、がんの内科的治療は臓器別診療科で行われてきました。しかし、最近ではその弊害が指摘され化学療法を専門とする腫瘍・血液内科の重要性が認識されています。腫瘍・血液内科では、乳癌、頭頸部癌、食道癌、胃癌、膵癌、大腸癌、肺癌など臓器の枠にとらわれずに、全てのがんの患者さんを対象にエビデンスに基づいた治療、支持療法を行ないます。また、原発不明癌など従来の臓器別診療では診療科がはっきりしなかったがんに対する治療も行ないます。腫瘍・血液内科では臓器横断的に各種がんの患者さんの治療を行うばかりでなく、各専門科とカンファレンスなどを行い、放射線治療、手術を併用した集学的治療を含めて、それぞれの患者さんに最適な治療を提供します。また最新のがんに関する知見を収集し、整理した情報を患者さん、ご家族、医療従事者に提供します。さらに、治験などを実施することにより、有望と考えられる新しい薬剤を使用する機会を提供します。


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