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我々の研究室では、癌の発生メカニズムを解明し、それに基づき革新的な癌治療薬を開発することを目指した研究を行っています。特に、細胞増殖や分化を調節する細胞内シグナル伝達系を構成するRasファミリー低分子量蛋白質(最も重要な癌遺伝子rasの産物RasやRap1など)を主要な研究対象とし、核磁気共鳴(NMR) やX線結晶構造解析などの原子レベルでの立体構造解析とそれに基づくインシリコ創薬から、遺伝子操作マウスを用いた個体レベルでの機能解析に至る幅広い方法論を駆使する点が特徴です。

分子生物学分野の研究テーマ(主に癌と炎症)

(1) GTP結合型の立体構造遷移の分子メカニズムの構造科学的解析、並びに、Rasの新規立体構造情報に基づくコンピュータ・ドッキングシミュレーションによるRasを分子標的とした抗癌剤の開発

(2) 様々な発癌や炎症に共通して重要な役割を有するRas/Rap1標的蛋白質ホスホリパーゼCε(PLCε) 機能と作用メカニズムの解析

(3) Rap1の活性調節因子RA-GEF-1とRA-GEF-2の血管形成,リンパ球接着,大脳皮質形成や精子形成における機能解析

幅広い方法論・技術
(原子レベル~個体レベル)


X線結晶解析(SPring-8)、
核磁気共鳴(NMR)、
インシリコドッキングシミュレーション、
構造最適化
胆癌モデルマウスを用いた抗腫瘍試験
遺伝子ノックアウトマウス、
トランスジェニックマウス
分子生物学・細胞生物学的手法



Ras の溶液構造


RA-GEF-1は大脳皮質で発現しており(緑のシグナル)、その機能の解明に取り組んでいます


PLCεの発癌、炎症への関与を証明
(図は表皮におけるPLCεの発現部位を示しています)

☆集合写真 2016.10.12☆