Kobe University Hospital
Oral and Maxillofacial Surgery


    



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 インプラント治療 



  インプラントとは

      近年、インプラント治療は高度化し、またその適応範囲も拡大しています。当科では歯周病や
     齲蝕などにより歯を失った方に対する自費診療に加え、腫瘍や外傷などによる大きな顎骨欠損
     に対する保険診療(広範囲顎骨支持型装置及び広範囲顎骨支持型補綴)を実施しています。

      治療は日本口腔外科学会認定口腔外科指導医と日本顎顔面インプラント学会指導医が中心と
     なって行っており、高度に顎骨が吸収している難症例や、内科的疾患をお持ちの方に対しても、
     歯槽骨造成などを含む外科治療やインプラント治療を行っています。歯列不正がある場合には
     当科の矯正専門医と一緒に治療を行うことも可能です。費用、治療方法、麻酔方法(全身麻酔・
     局所麻酔)、治療日数(入院・日帰りなど)、治療期間(3か月〜1年)などは、それぞれの患者さん
     で異なりますので、一度受診のうえご相談していただければ、当科スタッフがご説明いたします。


  実際の症例


   ■ 下顎オーバーデンチャー (磁性アタッチメント使用) ■

     

   

      少ないインプラント数で義歯が安定します。


   ■ 上下顎インプラント支持ブリッジ ■

     

      義歯を取り外しする必要がなくなり、歯を失う前の状態に近づけることが可能です。



   ■ ベニヤグラフト ■

   

      上顎前歯部の歯槽骨が少ない場合には、下顎の骨を移植することがあります。


     

     

      移植により歯肉の形が整い、自分の歯によく似せた人工歯を装着できます。


   ■ 歯槽骨延長 ■

   

       下顎前歯部が事故で大きく失われたため、延長器を装着して骨を増量しています。


     

       延長前後のレントゲン写真。


     

       歯槽骨の延長により下顎前歯の歯肉の形態が良好となりました。


   ■ サイナスリフト ■

     

       上顎臼歯部の副鼻腔が大きく歯肉側に張り出しており、歯槽骨の厚みが極端に薄くなっていました。


     

       副鼻腔側に骨を移植し、インプラントを埋入しました。


     

       術後のレントゲン写真。


   ■ 顎義歯 (上顎インプラント義歯) ■

   

       右上顎腫瘍が大きく切除され、左上顎の残存歯槽骨量も乏しい例。


   

       副鼻腔側に骨を移植し、インプラントを埋入しました。


     

       左上顎はサイナスリフト後にインプラントを埋入しました。


   

       磁性アタッチメントを使用した顎義歯で右上顎の欠損部を覆うことができました。



   ■ 顎義歯の例 (下顎インプラント義歯) ■

   

       下顎腫瘍切除後に腓骨皮弁が移植されている症例です。


     

      移植された腓骨皮弁にインプラントを埋入。        義歯を装着することが可能となりました。

       先進医療としてのインプラント義歯は、平成24年度診療報酬改定により、平成24年3月31日を
      もって終了しました。
       平成24年4月1日からは、完全自己負担によるインプラント治療(自費診療)と、
      広範囲顎骨支持型装置及び広範囲顎骨支持型補綴(保険診療)に移行しました。


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