2017年 基礎・臨床融合による基礎医学研究医の養成プログラム研修会
会場:シスメックス(株)
グローバルコミュニケーションセンター
2017年8月9~10日、シスメックス(株)グローバルコミュニケーションセンターにおいて、基礎・臨床融合による基礎医学研究医の養成プログラム研修会を開催しました。
医学研究コースを履修する3~5年生及び教員が参加しました。
セミナー(1)ではシステム生理学分野の和氣弘明先生が『「百聞は一見に如かず」な研究者を目指して』、セミナー(2)では神戸薬科大学医療薬学研究室の力武良行先生が『基礎医学研究医のキャリアプラン~臨床医が基礎研究を継続するために~』をテーマに講演して下さいました。
学生さんからは、「とても興味深く、学生の抱えている不安への答えになった。」、「研究の原点を改めて実感できた。」、「先生方がどのように考えながら研究生活を送ってらっしゃったのかわかり、参考になりました。」などのお声をいただきました。
また参加した学生さん各自がスライドを準備して、自分の取り組んでいる研究を発表し、お互いの刺激にもなりました。
篠原正和先生からの基礎医学研究医養成プログラム特待生についての説明に引き続き、
World Café’Discussion 『医師にとって研究医とはどのような意味を持つのか?』を参加者全員で行いました。
「1年生で基礎医学の授業がほしい。」、「自分の研究の先が少し見える機会や先輩の体験を聞きたい。」、
「学会にもっといきたい。」などたくさんの意見が飛び交いました。
2日間にわたる研修会合宿で、意見交換会などでは他分野の学生とだけでなく、担当教員以外の先生方とも話をする機会を持つことができ、とても有意義な時間となりました。