病状などによりあなたが考えや気持ちを伝えられなくなった時に、あなたの代わりに「どのような医療やケアを受けるか」「どこで医療やケアを受けるか」などについて、医療・ケアチームと話し合ってくれる人は、どなたでしょうか?
人生の最終段階においては、ご自身の考えを表明できる状態にない可能性もあります。
その場合、「あなたなら、きっとこう考えるだろう」と、あなたの価値観や考え方を大切して、それに沿った話し合いをしてくれるのは誰かなということを慎重に考えてみましょう。
それは、きょうだいかもしれませんし、成人したあなたのお子さんかもしれませんし、信頼できる友人のこともあります。
1人である必要はありません。例えば、妻と長女で話し合って決めてほしい、などのように、複数の人となることもあるでしょう。
そのような方々と共に人生会議をすることの大きなメリットは、以下の2つです。
- あなたの考えや好みが、医療やケアにおいても尊重される
- もしもの時には、あなたの考えを想像しながら話し合いをしてくれる、家族などあなたの信頼している方々が、あなたの気持ちや価値観に触れられる機会になる
どなたと共に人生会議を開きましょうか?
まずそこからスタートしてみましょう。