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近年、WHOは多剤耐性菌の蔓延による世界的な公衆衛生上の深刻な脅威を繰り返し訴えています。特にカルバペネマーゼ産生肺炎桿菌、ESBL(基質特異性拡張型βラクタマーゼ)産生大腸菌などの脅威が挙げられていますが、我が国でもESBL産生菌の感染症の治療に用いられる、カルバペネム系抗菌薬に対しても耐性を示すカルバペネム耐性菌による感染症は、有効な治療薬を持たない可能性が大きく、臨床上の深刻な問題となっています。これらの多剤耐性菌の蔓延を防ぐためには、まずはこれらの多剤耐性菌による感染症の正確な疫学動態を明らかにすることと、多剤耐性菌伝播の主な舞台となっている院内感染の実態を把握する必要があります。

また、近年のヒト、モノの大量、迅速な移動によるボーダレス化やメディカルツーリズムの増加に伴い、これらの多剤耐性菌が海外から流入する危険性は非常に高く、我が国との交流が盛んなインドネシアにおける多剤耐性菌の研究を実施することは、我が国の健康・医療上の観点からも大きな意味があります。


以上の背景より、薬剤耐性菌グループでは、インドネシアにおける多剤耐性グラム陰性桿菌の動態調査および、現地医療機関における院内感染による多剤耐性菌感染症の実態調査を実施しています。また当研究グループでは、世界各地で流行を繰り返しているコレラ菌に関してもゲノム解析、分子疫学調査等を実施しています。
 
 
 
 
日本
アイルランガ大学熱帯病研究所
ストモ総合病院
白川利朗 グループリーダー 神戸大学大学保健学研究科 教授 Dadik Rahajo 講師 グループリーダー Subijanto Sudarmo 教授
大澤 朗 神戸大学大学院農学研究科 教授 Kutaman 教授 副医学部長 Reza Ranuh 医師
木下承晧 神戸大学医学部付属病院 臨床検査技師 Eddy Bagus Wasito 教授 Lindawati Alimsardjono 医師
大澤佳代 神戸大学大学院保健学研究科 准教授 Ni Made Mertaniasih 教授
重村克巳 神戸大学医学部付属病院 講師
飯島義雄 神戸市環境保健研究所 所長
                   
             
                               
アイルランガ大学熱帯病研究所 理化学研究所 新興・再興感染症研究ネットワーク推進センター
                               
の中の
  新興・再興感染症国際共同研究拠点 神戸大学 大学院医学研究科・医学部 インドネシア - アイルランガ大学熱帯病研究所    
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