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  飯島教授らが小児期に発症する難治性ネフローゼ症候群に対する新たな治療法の開発に成功

大学院医学研究科・小児科学分野の飯島一誠教授と国立成育医療研究センター臨床試験推進室の佐古まゆみ室長代理を中心とする研究グループは、小児期に発症した難治性頻回再発型/ステロイド依存性ネフローゼ症候群の患者さんを対象に全国9施設で医師主導治験を実施し、Bリンパ球表面抗原CD20に対するモノクローナル抗体であるリツキシマブが極めて有効であり、安全性も許容範囲内であることを、世界で初めて明らかにしました。

この成果は6月23日にランセット誌オンライン版に掲載されました。

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小児期に発症するネフローゼ症候群は小児の慢性腎疾患で最も頻度の高い疾患で、我が国では年間約1000人が発症します。患者さんの大半はステロイド療法によって尿蛋白が消失しますが、その半数はステロイドの減量・中止により頻回に再発するためステロイドを長期継続投与せざるを得ず、多くの患者さんが、成長障害、高血圧、糖尿病、緑内障・白内障、肥満、骨粗鬆症などのステロイドの副作用をきたし、長期の入院をしいられることも少なくありません。このような患者さんに対しては、シクロスポリンなどの免疫抑制薬が用いられステロイドの減量・中止が試みられますが、約20%程度の患者さんは、免疫抑制薬を用いてもステロイドを中止できない“難治性頻回再発型/ステロイド依存性ネフローゼ症候群”となります。このような疾患活動性の高い難治例に対しては、これまで有効で安全な治療法はなく、その開発が望まれていました。


記者会見の模様

 
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【論文タイトル】    Rituximab for childhood-onset, complicated, frequently relapsing nephrotic syndrome or steroid-dependent nephrotic syndrome: a multicentre, double-blind, randomised, placebo-controlled trial
【著者】   Prof Kazumoto Iijima MD, Mayumi Sako MD, Kandai Nozu MD, Rintaro Mori MD, Nao Tuchida MD, Koichi Kamei MD, Kenichiro Miura MD, Kunihiko Aya MD, Koichi Nakanishi MD, Yoshiyuki Ohtomo MD, Prof Shori Takahashi MD, Ryojiro Tanaka MD, Hiroshi Kaito MD, Hidefumi Nakamura MD, Kenji Ishikura MD, Shuichi Ito MD, Prof Yasuo Ohashi PhD, on behalf of the Rituximab for Childhood-onset Refractory Nephrotic Syndrome (RCRNS) Study Group
【掲載記事】   The Lancet Online版
    神戸新聞(6月24日朝刊31面)
    (※無断での記事の転載は禁じられております。)
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