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  善玉コレステロール分解酵素の「血管内皮リパーゼ測定キット」を開発しました。

1999年に神戸大学循環器内科学の平田健一教授らが単離同定した血管内皮リパーゼ(Endothelial Lipase;EL)は、高比重リポ蛋白(High Density Lipoprotein; HDL)粒子内のリン脂質に基質特異性が高いホスホリパーゼ A1分子で、HDL リン脂質を分解することにより HDL 代謝を促進するHDLの分解代謝酵素です。

ELは正常血管において血管内皮細胞、血管平滑筋細胞に発現していますが、動脈硬化血管においてはこれらの細胞に加えて動脈硬化巣のマクロファージ、新生血管にも強く発現しており、脂質代謝や動脈硬化の進展への関与が考えられています。実際に、ELの不活性化によって増加した HDL は抗炎症作用が保持されることから、ELは選択的 HDL 増加療法の分子標的の候補として期待されています。しかし、これまで血中EL濃度を正確に精度良く測定できる簡便な測定法が無かったために、今までELの分子機能解明の研究の進展が遅れていました。この度、循環器内科の石田達郎准教授らの研究グループは、免疫生物研究所(Immuno-Biological Laboratories; IBL)社との共同研究によってヒトEL血中濃度測定キットを開発し、IBL社より新製品として販売開始されることとなりました。本測定キットは動脈硬化症をはじめとする本研究分野の進展に新たに寄与することが期待されます。

なお、本開発の成果は、米国の科学雑誌『Clinical Chemistry』(12月号)に掲載されるに先立ち、オンライン版に掲載されておりますので、併せてお知らせいたします。

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【論文タイトル】    Enzyme-Linked Immunosorbent Assay System for Human Endothelial Lipase
【著者】   Tatsuro Ishida, Kazuya Miyashita, Mamoru Shimizu, Noriaki Kinoshita, Kenta Mori, Li Sun, Tomoyuki Yasuda, Shigeyuki Imamura, Katsuyuki Nakajima, Kimber L. Stanhope, Peter J. Havel and Ken-ichi Hirata
【掲載記事】   Clinical Chemistry
 
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