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岡村均教授(分子脳科学)らが、朝の光を浴びるとすっきり、さわやかになる仕組みを解明
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光は最も強い日内リズムの同調因子です。高照度光療法は睡眠障害の患者さんの代謝やホルモンの状態を改善することが知られていますが、なぜそうなるのかはわかっていませんでした。
今回、石田ら神戸大学の岡村均教授(分子脳科学)研究チームは、光がリズムセンターである視床下部の視交叉上核から、中枢および末梢の交感神経系を介して、副腎の遺伝子を誘導し、副腎皮質ホルモンを放出させることを
米国科学誌セル・メタボリズムに報告しました。
しかもこの上昇には、旧来から良く知られたHPA軸(視床下部―腺性下垂体―副腎系)を介さず、旧来あまり注目されてこなかった神経系を介することが注目されます。
視交叉上核を破壊すると、この光誘導性の副腎の遺伝子発現はもはや見られないことは、脳内のリズムセンターである視交叉上核が深くかかわっていることを示唆しています。
光による副腎皮質ホルモンの誘導量は光の強さに比例し、十分蛍光灯程度の光量でも起こるので、日常生活でも起こっている可能性が高く、この光による副腎皮質ホルモンの誘導は、
脳を含む全身の細胞に働いており、早朝に光をあびることでのすっきりとした一日のはじまりのメカニズムを示したデータとして注目されます。
論文タイトル(訳):
Light activates the adrenal gland: Timing of gene expression and glucocorticoid release. (光は副腎を活性化するー遺伝子発現と糖質コルチコイド放出のタイミング)
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