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横山光宏教授(循環呼吸器病態学)ら、青魚に多く含まれる油が心臓病予防に効果的なことを発表
   日本人は欧米人に比べて冠動脈疾患の罹病率と死亡率が低い。その理由の一部に魚の摂取が関与していると考えられてきた。青魚の主成分である高純度イコサペンタエン酸(EPA)製剤が心血管事故の発生を抑制することが本邦で行われた大規模臨床試験JELIS(Japan EPA Lipid Intervention Study)の結果によって初めて明らかになった。本成績は2005年11月14日に第78回米国心臓協議会(AHA)学術集会のLate Breaking Clinical Trials Sessionで本学循環呼吸器病態学分野横山光宏らにより発表された。血清総コレステロール値250mg/dl以上の男女18,645人を対象として全員にコレステロール低下薬のスタチン(HMG CoA還元酵素阻害薬)を処方し、更に半数の人にはEPAのカプセル薬を併用処方した。平均4.6年の追跡期間で心臓突然死、心筋梗塞、不安定狭心症、冠動脈再建術実施の主要冠動脈事故がEPA投与群で2.8%、非投与群で3.5%に発生し、EPA投与によってそのリスクが19%減少することが判明した。しかも両群ともLDLコレステロール値が26%減少し、EPAはLDL-コレステロールの減少と関係なく冠動脈事故を減少させた。その機序としてEPAによる冠動脈血栓形成抑制や炎症抑制による粥腫の安定化などが考えられる。従って本研究によってスタチンにEPAを併用投与することは心事故を抑制する有効かつ安全な治療であることが明らかにされた。

発表タイトル:Effects of Eicosapentaenoic acid (EPA) on Major Cardiovascular Events in Hypercholesterolemic Patients: The Japan EPA Lipid Intervention Study (JELIS)

 
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