神戸大学 神戸大学大学院医学研究科 糖尿病・代謝・内分泌学分野
臨床研修について

糖尿病内分泌内科病棟の紹介

糖尿病内分泌内科病棟は、22床のベッドがあり、年間入院患者数は300~350名です。
入院患者の内訳については、糖尿病疾患においては、2型糖尿病が最も多く、その他にも1型糖尿病、膵疾患や肝疾患などに伴う糖尿病、妊娠糖尿病や糖尿病合併妊娠など、症例は多岐にわたります。内分泌疾患においても、副腎疾患、下垂体疾患、副甲状腺疾患、甲状腺疾患と症例は多彩です。

病棟では、病棟医長をはじめとした教官、卒後5~10年程度の医員、卒後3、4年目の後期研修医が働いています。また、初期研修医も常時2~5名程度研修しています。後期研修医や医員は、糖尿病、内分泌を問わず幅広く症例を担当し、各疾患の専門家である教官と複数で、主治医団として直接診療に従事します。指導医の指導のもと、患者さんを診察し、検査計画をたて、実際に負荷試験を行い、病態の評価、診断、治療を進めていきます。

カンファレンスでは、さらに深く症例について勉強することができますし、学会発表や論文発表なども積極的に行っています。このように、当病棟で1~2年間診療活動に携われば、糖尿病専門医・内分泌代謝専門医を取得するための症例は一通り研修することができます。

我々は、患者さん個々人に応じた適切な治療を目指しています。糖尿病は、患者さん自身が自己管理し、疾患と上手く付き合っていくことが重要な疾患です。患者さんの病型、病態、合併症についての評価を行い、その結果を患者さんに提供し、患者さんにご自身の状態を知って頂いています。

さらに看護師、栄養士、薬剤師、検査技師と糖尿病チームを作り、患者さんの心理状態や理解度、社会的要因をふまえ、病気と向き合い治療に取り組める環境作りを心がけています。

実際に病棟担当医になれば、糖尿病チームのミーティングに参加し、さらに糖尿病教室では講師として活躍していただきます。1型糖尿病の患者さんも多く、心理的な面まで踏み込んだチーム医療を体験していただけると思います。

また内分泌疾患は、手術で治癒することが十分に期待できるだけに、診断することが非常に重要です。様々な症状などで苦しんできた患者さんが、手術で完全に良くなったということも、よく経験されます。他院で診断がつかず紹介で来られる患者さんも多く、一般病院では滅多に経験しない症例を数多く経験することができます。このような症例の検査計画を立て、診断を行い、治療方針を決定していくことは内科医としての醍醐味だと思います。

実際に来ていただければ、糖尿病、内分泌疾患を診る楽しみは分かると思います。当病棟で働いている医師達は、いつも患者さんのことを相談しあい、時には(しょっちゅう?)熱く語り合っています。チームワークを大切にし、いつも楽しく仕事することをモットーにしていますので、一緒に働いてみませんか?
見学も大歓迎です。

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