神戸大学 神戸大学大学院医学研究科 糖尿病・代謝・内分泌学分野
メッセージ

糖尿病・内分泌内科を目指す医師、医学生の方々へのメッセージです。

糖尿病・内分泌内科を目指す医師、医学生の方々へのメッセージです。

当科を目指す方へのメッセージ

皆さん、こんにちは。糖尿病内分泌内科のホームページへようこそ。私は当科講師の高橋と申します。ここでは、糖尿病内分泌内科を志す若い先生へのメッセージをお伝えしたいと思います。
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病棟医員からのメッセージ

糖尿病や内分泌疾患に興味をおもちの方、じっくり患者さんと向き合いたい方、内科を目指したいけどQOLもしっかり保ちたい方、大募集!!
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病棟後期研修医からのメッセージ

内分泌疾患や糖尿病を専門とした内科医になりたいという方にはたいへん勉強になる病棟です。
教科書的な疾患から、市中病院では経験できないまれな疾患まで内分泌疾患患者さんを担当できます。
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先輩医師からのメッセージ

(それぞれの経歴をクリックすると、メッセージが表示されます)

平成20年卒
卒後1・2年目 姫路医療センター初期研修医
卒後3年目 神戸大学附属病院 後期研修医(研修中)

私は平成20年に徳島大学を卒業後、姫路医療センターで臨床初期研修を2年間行いました。平成22年4月より神戸大学後期研修プログラムに参加し、神戸大学附属病院で卒後3年目の研修を行っています。

私は臨床初期研修2年の間で志望科が変わり、糖尿病・内分泌内科の専門的な知識はおろか基礎知識も不十分であったため大学病院での後期研修を希望しました。当科は初期研修医が常にローテートしており、初期研修医対象にレクチャーが随時行われています。内容は初期研修医が身につけるべき事項から最新のトピックスまで幅広く、私にとっても大変勉強になることが多いです。
大学病院ならではの初期研修医が多いことも、今の私には大変励みになっています。半年前までは私も初期研修医であったなあと懐かしくもあり、時には鋭い指摘もされながら、一緒に賑やかに過ごしています。

市中病院での研修と比較すると、担当患者さんの人数は少なくはなりますが、一人一人の疾患や病態について奥深くまで追求できることが、今の私の最大のメリットであると思います。例えば、血糖コントロールひとつをとってみても、あらゆる先生の意見を伺います。教科書からは読み取れなかった専門医の先生方の考え方を直接学べるのは大学病院ならではだと思います。

少しでも糖尿病・内分泌科に興味がある方はぜひ一度見学に来てください。
特に臨床初期研修を市中病院でされた方にはお勧めします。

平成19年卒 男性
卒後1・2年目 神戸大学病院初期研修医
卒後3年目 六甲アイランド病院にて後期研修医

大阪医科大学を平成19年に卒業し、同年4月から神戸大学病院のプログラムで2年間の初期研修を行いました。現在後期研修医として市中病院(六甲アイランド病院 内科)での研修を行っております。当初は戸惑いも多く、右往左往の毎日でしたが、環境にも慣れ毎日を有意義に過ごしております。

当院の内科系診療科は内科(一般内科)、循環器科、腎臓科に分かれております。
内科所属の後期研修医は内科をメインに循環器科を数ヶ月ローテートする形での研修を行います。比較的救急が多い病院であり、救急疾患は広範囲にわたって経験をすることができています。市中病院も大病院から中規模の病院まで様々ですが、当院のように中規模の病院では一般内科が細分化されていないために、各領域の所謂common diseaseから特殊な血液疾患まで入院患者を主治医として担当しております。
これらの幅広い疾患群を学べるのも内科系診療科の優秀な指導医が非常に多いだけでなく、内科系以外の他科のスタッフも含め本当に気兼ねなく相談ができる環境にあるからだと考えます。
現在は3年目ということもあり、内科医としての力量を高める時期ですが、指導医が良い距離感で全くの放置でも過剰に介入することもなく、見守って頂いていることも現在の私の環境で自慢できることではないかと思っております。

本稿記稿時は循環器科ローテート中ですが、数ヶ月の中で一般内科医の素養として最低限必要な循環器領域の知識・技能(薬物・心エコーなど)をしっかりと目標を立てて指導して頂いている状態です。

将来の私の目標としては内分泌代謝疾患・心身症領域を中心とした内科医です。現在関連病院の後期研修医1年目ではありますが、自分自身の将来をある程度見据え、先輩方に忌憚なく相談することで道が開ける、そんな内科学教室に所属していると思っております。

平成17年卒 女性
卒後1・2年目 鳥取県立中央病院 ローテーション
卒後3・4年目 神戸大学糖尿病内分泌内科 後期研修医

私は鳥取大学を卒業し、2年間の初期研修を鳥取県立中央病院で受けました。
その後、神戸大学の糖尿病内分泌内科に入局し、一般病院と大学では、大きく違うことを実感しました。

初期研修を大学が一般病院かどちらで研修しようか迷っている方も多いと思います。どちらがいいかというと、どちらでもいいと思います。比較的、一般病院は、各診療科の垣根が低く、各科の先生と顔見知りにもなりやすいことからいつでも気軽に相談ができ、フットワークよく動きやすいと思います。また、研修医の能力によっては手技もさせてもらえ、そういう意味でやりがいを感じることが出来ると思います。また、軽症から重症まで経験することができます。
その反面、大学は、一例一例が重く、勉強になる症例が多いです。その分野の専門の先生が指導し、検査は最新のものが揃っている分、診断に行き着くまでの経緯を経験し学ぶことができます。

私は、一般病院でも大学でも、どちらで研修してもいいと思います。ただ、どちらも経験してみるのがいいのではないかと思います。無駄な経験はないと思うし、今こうしてみよう、と思っていることをしてみたらいいと思います。色々な経験をして充実した研修ができるように頑張ってください。

平成17年卒 女性
卒後1・2年目 神戸大学病院 初期研修医
卒後3・4年目 愛仁会 高槻病院

私は、神戸大学を卒業後、神戸大学病院で2年間の初期研修を行いました。
内科医になりたいという希望はありましたが、特に専門分野は決めていませんでした。将来内科の中で専門分野をもつとしても、まずは広く学びたいという希望があり、大学病院という各分野の専門家の中で研修することは貴重な経験となるのではないかと思った事、研修しながら内科の中で専門分野を決めいけたらとの思いもあった事から、1年目の必修研修と2年目の選択期間で、内科のほとんど全ての科で研修する事を選択しました。

それぞれの科で専門的な治療を目の当たりにし、その中で働くことは、それぞれの専門知識が深まらないままとも思えまずが、初期研修としては非常に意義深かったと思います。それは、内科以外の科についてもいえることだと思います。大学病院での研修で、それぞれの患者さんの病態について、考える習慣がついたのではないかと思います。現在は、糖尿病内科専門医プログラムに登録し、愛仁会高槻病院で一般内科の研修を行っています。外来や当直など始まり、患者さんを主治医として担当し、忙しい毎日ですが、大学とは異なる環境で多く学ぶことが出来ればと思っています。

平成17年卒 女性
卒後1・2年目 神戸大学病院 初期研修医
卒後3・4年目 六甲アイランド病院

私は平成17年に和歌山県立医科大学を卒業し、同年4月から神戸大学附属病院で初期研修を行いました。その後は旧第2内科に入局し、平成19年4月から六甲アイランド病院で後期研修を開始し現在に至っております。

学生の頃は、将来進みたい科をひとつに決めることができませんでした。何となく、いわゆるマイナー科が向いてるかも・・と考える程度で、初期研修の場として地元の大学病院を選択したのも大学病院なら様々な科があり選択肢が多く、また各専門分野にエキスパートの先生がおられるということが魅力に思えたのでした。

今思えばなかなか楽しい研修生活でしたが、大学病院の研修が、皆全員にオススメということはないので、その大まかな長所と短所を書いてみようと思います。

大学病院では、手技をする機会が少ないといわれていますが、これは選択する科と指導医の先生によるところが大きいと思います。実際私も3年目に一般病院に移るにあたり、それが最大の不安の種でした。一般病院で研修した同期の先生と比べて今のところそこまでの差は感じていませんが・・。もしかしたら初期研修の間にできる手技に大きな違いはないのかもしれませんが、これも選択する一般病院の性質や指導医の先生の考え方によるところが大きいと考えますので、一概には言えないと思います。

一方大学病院のいいところは、いろんな人と出会えるということです。一緒に研修をする仲間が多いと、

仕事が少々つらくても励ましあったり飲みにいったりして何とか乗りきることができますし、将来多方面に友達がいるというのも心強いと思います。

それから、いろんな科の先生方と出会えることも。これは研修する者の姿勢によると思いますが、どの科の先生も優しく熱心に指導してくださったと思います。おかげで、研修中のつらいことはあんまり覚えていません。学生時代には全く思いもつかなかった内科に私が入局するはこびとなったのも、諸先生方のお誘いがあってのことでした。

人生には様々な選択肢があり、また今の時代は選択肢が多いので逆に迷うことが多いと思います。しかしどの道でも一生懸命がんばっていけば、楽しくやっていけるのではないでしょうか。楽しくやっているうちに、いつのまにかその道のエキスパートになっていた、というのが一番すてきだと思います。ですので、皆さんにはあまり悩まずに自分が楽しいと思える道を選んでいただきたいと思います。

平成15年卒 男性
卒後1年目  神戸大学付属病院ローテーション(麻酔科,旧1内,旧2内,旧3内)
卒後2年目  財団法人住友病院内科ローテーション
卒後3・4年目 高砂市民病院内科卒後5年目~  神戸大学大学院 糖尿病・代謝・内分泌内科 大学院

私は平成15年卒業で,現在の新臨床研修制度が始まる前の,旧体制の最後の学年です。しかし卒後1年目は神戸大学付属病院を,そして卒後2年目は財団法人住友病院を内科に限ってですが,rotationしました。どちらの病院も非常にacademicな病院で,症例をpresentationする機会が多く,その症例のpointを把握し,上級医や他科の先生にうまくpresentationする技術が鍛えられました。

また循環器内科や血液内科などの専門的な科もrotationすることができ,その科でのstandardの治療を学ぶことができたのは非常に有意義でした。そして3年目以降は高砂市民病院に派遣されました。ここでは完全にstaffとして扱われ,それまでの病院のように上級医に付いて指示を仰ぎながら患者を診るのではなく,全くの1人主治医で,完全に自分が責任をもってその患者を診るというsystemでした。それまでも勿論いい加減な気持ちで患者を診ていたわけではありませんが,やはり指導医がいるのといないのとは全く違い,ものすごい責任感・緊張感の中,研修を行うことができました。

また積極的に何でも実際にさせてくれる病院で,ほとんどの臨床手技はこの病院で学ぶことができました。高砂での研修初日からそれまでほとんど経験の無かった胃カメラもいきなりさせてもらえ,また胃カメラがある程度上達すると,大腸カメラやERCP(内視鏡的逆行性胆管膵管造影)などもどんどん実際に上級医に指導してもらいながらさせてもらえました。大腸カメラも年間1000件,ERCPも年間200件程度とどちらも非常に多く,嫌でも上達することができました。もちろんベッドサイドの手技に関しても,中心静脈catheter留置などは日常茶飯事であり,肝生検や腎生検などの症例も多く,これらも実際に指導してもらいながらどんどんさせてもらうことができました。

またconference・抄読会も非常に充実しており,その週の新入院患者に関するconference,透析conference,糖尿病conference,消化管や腎生検・肝生検の組織conferenceを毎週行っており,座学の面でも知識を増やすことができました。そして当病院は内科関連では内科学会はもちろんのこと,糖尿病学会・腎臓病学会・透析療法学会・消化器病学会・消化器内視鏡学会と数多くの認定施設となっており,これらの学会発表の機会も多く,地方会はもちろん、日本各地での行われるこれらの学会の総会にも積極的に演題を提出し,私も2年間で7・8回は学会発表させてもらうことができました。

このように高砂市民病院は,自分の担当患者も多く,これらの手技なども多く,非常に忙しい病院ではありましたが,私はこの病院で本当に鍛えられ,ある程度どんな症例でも自信を持って担当することができるようになり,本当にこの病院で研修をして良かったと思っています。

平成15年卒 女性
卒後1年目 神戸大学付属病院ローテーション
卒後2・3年目 六甲アイランド病院
卒後4年目 新日鉄広畑病院
卒後5年目 神戸大学糖尿病・代謝・内分泌内科 大学院

私は、平成15年に神戸大学を卒業し、神戸大学付属病院で研修一年目を過ごしました。大学病院で、内科(旧1,2,3&免疫内科)を9ヶ月、麻酔科を3ヶ月研修し、翌年六甲アイランド病院で勤務しました。

六甲アイランド病院では、一年目(卒後2年目)は主に救急部で実践を積むかたちでした。時間内外、当直帯で受け持った患者をそのまま入院から退院までを受け持ちました。プライマリーの初療・対応の仕方について経験が積めるようになっています。二年目(卒後3年目)では内科一般外来・検査に時間が割けるように配慮されていますが、病院の性質上救急業務がやや多く、初診から退院、外来通院まで流れに沿って豊富に症例が経験できると思います。

卒後4年目は、内視鏡検査や血液浄化など手技的に多く経験できるよう、新日鉄広畑病院に異動となりました。新日鉄広畑病院では、主に消化器の検査(上下部消化管内視鏡検査・ERCP・肝生検など)を豊富に経験できます。また、救急診療も積極的でした。循環器・神経内科などの他分野の先生方との合同カンファレンスも活発で、強会も頻繁に行われています。

2つのタイプの異なる臨床研修病院で勉強して、さまざまな経験ができ、また諸先輩方からのアドバイスも多く受けることができました。

平成14年卒 女性
卒後1年目 神戸大学医学部付属病院
(救急部、神経・内分泌科、をそれぞれ3ヶ月間消化器・腎臓・糖尿病内科を6ヶ月間ローテート)
卒後2・3年目 甲南病院にて内科研修
卒後4年目 神戸大学医学部付属病院総合診療部にて1年間研修
卒後5年目 神戸大学医学部大学院に入学し糖尿病基礎研究グループに所属

私は平成14年卒で、卒業と同時に神戸大学医学部付属病院糖尿病代謝・消化器・腎臓内科学講座(旧第2内科)に入局しました。皆様も入局する科を選択することはいろいろと悩まれると思いますが、私の体験が少しの参考になればと存じます。学生の頃に地域医療や総合医療に力を入れている長野県佐久総合病院に短期研修に行く機会があったこともあって学生の頃から、同じ内科でも広くいろいろな疾患や患者様が診れる医師になりたいと考えておりました。当時その他の内科に比べ、扱う疾患、患者数共に多く、関連病院も充実しており、基礎研究も盛んな当科を選択しました。

最初の1年目は神戸大学病院で研修させて頂くことができ、上記の3科を選択でローテートしました。大学病院では一人の研修医に対し上級医の先生とさらに指導医の先生がついて指導して下さいます。卒業して医師免許を取得しても、点滴1つしたことがなく実際の医療現場で右も左も分からない時期に、特に上級医の先生は現場の細かなことから診断、治療の流れにいたるまで丁寧に教えて下さり、常に研修医を力強く支えて下さいました。指導医の先生を交えて患者様の診断治療方針ミーティングや、病態、症例に関する勉強会やカンファレンスも頻繁に行われ、勉強になりました。特に糖尿病内科と内分泌をローテートしている時に毎週、臨床の現場でよく遭遇する問題のレクチャーが行われ、その内容はその後の臨床の現場で非常に役立ったことを覚えています。

2年目と3年目は甲南病院で研修させて頂きました。市中病院は医師数の割りに患者様数が多く忙しいですが、その分様々な疾患を経験することができます。大学病院と違い、指導医の先生が付き添ってと言う訳にはいきませんが何か困ったことがあればいつも相談にのって下さり、また外科や整形外科、眼科、耳鼻科、麻酔科など他科の先生ともざっくばらんに患者様のことだけでなくいろいろな相談ができやすい環境でした。大学ではできませんでしたが内視鏡や腹部エコー等の検査や様々な穿刺手技など日常の臨床現場で欠かせない手技手法をどんどんと経験できる場でもありました。特に印象深かったのは看護師の方達だけでなく検査技師、薬剤師、栄養士、理学療法士、言語療法士さらにケースワーカーの方達などコメディカルスタッフの存在です。大学病院ではさほど強く意識しなかったのですが医療は決して医師一人ではなくコメディカルの力が大きく、常にコミュニケーションを密にして一致協力して患者様を支えているということ、医師はそのコーディネーターの役割を担っているということの大切さを学ぶことができました。

大学病院、市中病院どちらにおいても多くを学ぶことができそれぞれに特色、魅力があり、ぜひ両方経験されることを強くお勧めいたします。

4年目は大学病院総合診療部で1年間医員として研修させて頂きました。EBMに基づく医療について多くを学ぶことができる1年でした。他科と違い、総診に入院してこられる患者様は様々な疾患分野に渡っており、特殊で稀な免疫疾患や血液疾患から悪性腫瘍、感染症をはじめ、common diseaseな循環器疾患や消化器疾患、内分泌疾患に至るまであらゆる疾患を経験することができます。不明熱など他院や他科で診断がつかなかった症例や、病態が複雑化した症例などが多く集まってこられるので、診断の時点から集中管理まで総診の上級医の先生方が丁寧に指導して下さいます。また、毎週テーマを決めてレクチャーが開かれ、アメリカで研修を積まれた先生から、その時点での最新のEBMに基づく診断と治療を学ぶことができます。そのテーマは感染症の抗生物質の使い方、人工呼吸の使い方、痛みのコントロールや輸血に関してなど、どれも実際現場で日々遭遇する問題をEBMに基づき分かり易く指導して下さったことが、とても勉強になりました。

5年目は大学院に入学し、現在の所属である膵β細胞のグループで、グループ長の木戸先生をはじめ、先輩先生に日々御指導を頂きながら、糖尿病の基礎研究を行っています。当科は臨床だけでなく基礎研究もとても盛んな科です。今までの臨床とは全く違った経験ができ、この経験が将来臨床に生かすことができたらと考えています。

平成11年卒 男性
卒後1年目 神戸大学医学部付属病院
卒後2年目 鐘紡記念病院
卒後3年目 西神戸医療センター
卒後4年目~7年目 神戸大学大学院
卒後8年目 米国留学

私は入局後まず神戸大学病院のローテートで1年間研修致しました。当時神戸大学でスーパーローテートが初めて施行された年であり、慣習的に内科ローテートを中心としている年でしたので、当時の第1~4内科、臨床検査医学と小児科を3ヶ月毎で研修させて頂きました。その後、鐘紡記念病院(現神戸百年記念病院)を1年間、西神戸医療センターを1年間研修させていただき大学院へ入学し現在に至っております。最初の3年間の3病院はそれぞれ私にとっては三者三様でした。結果的にはそのことがとてもよかったとそれぞれの病院に現在もとても感謝しております。

最初の大学病院での研修は、専門性の高いご指導の下多くの著名な先生方とすばらしい同期に囲まれながらとにかく目の前のことをこなす事に追われる1年でした。2年目の研修先ではプライマリーケアーから重症症例まで、とても多くの幅広い症例を経験させて頂き、また内視鏡、エコー、挿管、中心静脈カテーテル挿入など多くの技術を学びました。西神戸医療センターでは糖尿病、内分泌の患者さんについてより専門的に診療させていただく中、心カテーテル検査、上部下部消化管内視鏡、腹部エコー、心エコー、頚動脈エコーなどの技術について多くのことを学びました。

さらに救急医療は症例数も多く、指導体制もあり、大きな自信につながりました。大学院では1年間病棟で内分泌医として研修医の指導にあたり、同時に全国でも症例数の多い先端巨大症について臨床スタディーをし、論文に報告いたしました。翌年より本格的に基礎研究を開始しました。研究テーマは「成長ホルモンと老化について」という超高齢化社会において非常に重要なものです。近年少しずつ明らかになってきている老化という現象が、加齢と共に減少する成長ホルモンと関係するかということです。困難ではありますが、一つ一つ現象を解明する面白さに魅了され、来年より下垂体の臨床、研究において世界的な権威であるCedars Sinai Medical Center, UCLAのProf. Shlomo Melmedのもとで引き続き研究をさせていただくこととなりました。この場をお借りしてこれまでの医師としての7年間余りを暖かく支えていただいた諸先生方に感謝の意を表すと共に、今後患者さんにより多く貢献できるPhysician Scientistを目指して頑張りたいと考えております。また、この分野に多くの学生さんが興味を持たれ同志となられることを熱望しております。