神戸大学医学部附属病院 肝胆膵外科

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医局員・研修医募集

研修とその後

卒後臨床研修

初期研修

神戸大学は、大学レベルで卒後臨床研修に力を入れており、神戸大学総合臨床教育センターが中心となり、地域の中核病院を含めた自由度の高い研修プログラムを提案しています)。
2年目では11ヶ月間の自由選択期間を設け、興味のある分野を選択し、より専門的な研修を受けることが可能です。また、研修内容のみならず、スキルラボや研修センター室など、研修環境も高いレベルで充実しています。くわしくは総合臨床教育センターのホームページを参照ください。(http://www.hosp.kobe-u.ac.jp/kenshu/index.html

また、初期研修にあたっての相談は当科でも受けています(科の希望は問いませんよ)。当科の研修医や指導医から臨場感のある情報を提供することが可能です。

後期研修

2年間の初期研修後、当科では3年程度の後期研修を準備しています。総合臨床教育センターでは、心臓血管外科なども含めた外科共通コースと、ある程度分野を絞った外科個別コースを準備しています。
http://www.hosp.kobe-u.ac.jp/kenshu/index.html

いずれも自由度が高く、皆さん独自のアレンジができます。当科の場合だと、2年間の初期研修内容のバランスを加味し、神戸大学病院または関連中核病院で消化器外科医としての幅広い臨床経験を積みます。この期間で、日本外科学会の外科専門医の取得に必要な臨床経験をほぼ満たすことができます(その後のすべての分野における外科系の専門医資格は、この外科専門医の取得が必須条件となっています。専門医予備試験は卒後4年以降、本試験は5年。)

また、外科専門医取得に必要な臨床経験を満たした場合は、希望により専門的な研修・技能の習得の希望に沿うことが可能です。

研修について興味・質問のある方は、下記までお気軽にお問い合わせください。

卒後臨床研修担当:講師 木戸正浩
メールアドレス:お問い合わせ
電話番号:078-382-6302 (医局直通)

卒後5年~

神戸大学附属病院および関連病院で、各自の目指す専門分野でのスキルを身につけます。また、この期間では、日本消化器外科学会の消化器外科専門医の取得に必要な学術業績、臨床経験の蓄積をします。消化器外科専門医には学術業績も必須であるため、この時期に、学位を取得したり、学術業績を満たす人が多いです。

学位(医学博士)の取得

大学院医学系研究科(博士課程)への入学
 大学院への入学は、希望があれば随時可能ですが、当科では外科医としての一定の臨床経験を積んでからの入学(卒後4年目以降)を勧めています。まずは臨床外科医としてある程度のスキルを持った上で、研究やリサーチへの動機やモチベーションが生まれることが望ましいと考えているからです。

通常は4年で終了しますが、博士論文が優秀であれば3年間での終了が可能です。また、大学院には社会人枠もあり、就労しながら博士課程に進むことも可能です。

論文博士取得

臨床経験を積みながら学位の取得を希望する場合、神戸大学研究科研究生となり、博士論文審査と語学審査(英語)を経て博士号の取得が可能です。

留学

原則として学位取得後の留学を勧めています。ある程度の学術的基盤があるほうが、留学先の選定や条件でも有利なことがあるし、内容も充実する可能性が高いからです。留学先は基本的に自由に選べますが、当科でサポートすることが可能です。参考までに留学先の例を示します。

M.D. Anderson Cancer Center (The University of TEXAS) (U.S.A)
University of Minnesota (U.S.A)
UCLA (University of California, Los Angeles) (U.S.A)
University of Alberta (Canada)
Humboldt-Universitat zu Berlin (Germany)
Hospital Beaujon, University Paris Ⅶ (France)
University of Ulsan, Asan Medical Center(Korea)
他、アメリカ、ヨーロッパを中心に多数留学歴あり

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大学教室を中心に研修することの良いところ

  • 一般病院では比較的稀な大手術、高難易度手術が多い
    →全身管理,重症管理の経験ができ、チーム医療を体感できます。
    →他科専門家のアドバイスが気軽に得られる。困ったときに助けてくれるありがたい人々です。やっぱり餅は餅屋だなあって思うこともしばしばあります 。
  • スタッフの人数が一般研修病院に比較してはるかに多く、人材も多彩・多様
    →たくさんの指導医や同僚と接することができます。世の中にはいろいろなドクターがいます。たとえどんな人でも、何らかの得るものはあるものです。武勇伝もたくさん聞けます 。
  • 一般病院よりはるかに研修医が多い(初期研修医年間60人以上)
    →よき友、よき仲間は生涯の宝になるはずです(生涯の伴侶を得る可能性も大いにあります)。
  • 学術的なactivityが高い
    →よい医療は"慣れ"や"惰性"だけでできるほど浅いものではありません。学術的バックグラウンドは持っておくべきですが、最初にきちんとした指導を受けていなければ正しい方向に向かいません。
  • カンファレンスが活発で密度が濃い
    →カンファレンスは貴重な勉強のチャンスです。カンファレンスの充実は明らかに大学病院に分があるでしょう。
  • 高度先進医療を担当したり、リサーチに触れる機会が多い
    →へぇー、こんなこともやってるんだー。っていうのも将来何かの役に立つ(かも)。
  • 教育施設、図書館、カンファ室などの設備が充実
    →図書館、学術データベースがないとホントに不便です。ほしい文献がすぐに手に入らないと勉強する気も半減します。また、カンファ室も狭くて暑苦しいとカンファもつらいってものです。さらに研修医専用の部屋や技術トレーニングの設備の充実も目を見張る物があります。
  • 勤務先病院でトラブルに遭遇したとき、合理的に解決できる可能性が高い
    →「募集時の話と実際の勤務内容、指導体制が違う」「途中でやりたいことがかわってきたのだけど・・・」「どうしても人間関係が・・・」などというトラブルは意外と多いものです(経験上)。大学を中心に研修をしていれば、個人ではしにくい交渉や勤務先の再検討もでき、比較的合理的に解決することが可能でしょう。これは助かりますよ。
  • 専門医取得(学術業績が求められる)、研究活動への布石となる(進路の多様性)
    →専門医資格などはもともと臨床のレベルを担保するためにある制度ですが、学術業績も結構ハードル高いんですよね。おかしいような気もするんだけど・・・僕の力ではいかんともしがたいのでがんばってください。

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大学教室を中心に研修することの悪いところ

  • 比較的基礎的な疾患が少ない
    →外科でいうと虫垂炎や鼠径ヘルニア、胆石など。しかし関連施設でいやというほど経験できますからご安心を。
  • 指導医がたくさんいてちょっとどうかと思う時がある
    →船頭多くして・・・ということがありえないとはいいきれません。
  • 研修医がたくさんいてちょっとどうかと思う時がある
    →よき仲間ではありますが、孤独を愛する人にはやや不向きです。
  • 住宅手当がない。職員といえども駐車場が有料。
    →しかし、給料、当直料、時間外手当などは結構高い水準なので、最終的には標準的なレベルでしょう(筆者調べ)。僕らの頃の○倍はあります。

もちろん一般病院での修練なしに一流の外科医にはなれませんが、「大学を中心として、いくつかの目的に合った施設で研修する」ということが重要なのです。一般病院でもいろいろなところがあります。大学には病院に関する情報もたくさんあり、個人の考え方や希望に、よりmatchした病院をアドバイス、準備することが可能です。要するに、大学と一般病院の「いいとこどり」を大いにして下さいってことです。

確かに過去において、大学の臨床教育がいささかの反省すべき点を含んでいたことは否定できません。しかしながら今、大学及び大学病院(特に当科!)は、臨床はもちろんのこと、研修医や若いドクターの教育に本気を出しています。もともと最高学府であると同時に、巨大高度医療機関でもあるわけですから、はっきりいって本気出せば強いです。大学の底力を侮ってはいけません(変な意味ではありませんよ)。
将来医師としてどんな方向に進むにしても、「一生」とはいいませんが、「一度」は見ておくことをぜひともお勧めします。

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