| ■沿革(ICMRからICMRTを経てCIDへ) |
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センター長
(H23.4〜)
森康子 教授 |
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神戸大学医学部とアジア諸国との医学研究における国際交流の歴史は,1964年(昭和39年)の第1次神戸医科大学(当時)インドネシア医学調査隊の派遣にまで遡ることができます。さらにフィリピン,タイとの学術交流ならびに国際協力事業団海外受託研修コースの実施等を通して,神戸大学医学部の国際学術交流活動が広く世に知られるようになりました。このような本学医学部と東南アジア諸国との学術交流の実績を背景に,開発途上国ことに東南アジア諸国の医学研究者との交流を通して医学教育・研究の振興を果たすことを目的として,1979年(昭和54年),医学研究国際交流センター
International Center for Medical Research (ICMR) が設置されました。
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ICMRは,その設立理念である「我が国と発展途上国を含むアジア諸国等との学術国際協力と交流を推進し,アジアにおける医学分野の教育研究拠点として学術面で国際貢献に寄与する」ことを果たすために,さまざまな事業を展開してきました。なかでも日本学術振興会の拠点大学事業大型共同研究において,インドネシアを中心にタイ・フィリピン・シンガポール等の参加を得て,10年間にわたる多国間共同研究を実施し,多くの学術成果を上げてきました。一方,研究意欲に燃える優秀な若手研究者を,文部科学省国費外国人留学生や日本学術振興会「論文博士(Ronpaku)」候補者を多数受け入れ,当該国の次代を担う教育研究指導者の育成に積極的に関与してきました。
2004年(平成16年)4月に、ICMRは、これまでの国際学術交流・共同研究の成果を更に発展させ、21世紀の医学医療を正面から見据えた高度の教育研究の実施を通して、アジア及び世界の研究者並びに留学生の学術交流の中核として、また、日本人研究者との共同研究の場として、国際的に魅力ある医学医療教育研究拠点となることを目指して、医学医療国際交流センター(ICMRT)へと改組拡充しました。ICMRTは,文部科学省が実施する「新興・再興感染症研究拠点形成プログラム」において,2007年(平成19年)5月からインドネシア・アイルランガ大学熱帯病センターに「神戸大学新興・再興感染症国際共同研究拠点」(インドネシア-神戸大学拠点)を形成し、感染症研究を積極的に推進しています。また、2006(平成18)年12月には独立行政法人国際協力機構(JICA)から「ソロモン国マラリア対策強化プロジェクト」を受託し、2009(平成21)年11月までの計画で遂行中です。
2009年4月1日,人類に免疫が無く、大流行の脅威が高まる新型インフルエンザなど新興感染症にすばやく対応するために、ICMRTを改組し,基礎研究部門と臨床研究部門からなる「感染症センター
Center for Infectious Diseases (CID)」(初代センター長:医学研究科教授 堀田博(微生物学))を新設しました。神戸大学は1960年代から国内の他大学に先駆け、未解明の変異型ウイルスが多数存在するインドネシアで、新型インフルエンザに変異する恐れがある鳥インフルエンザやウイルス肝炎、デング熱などについて、東南アジア等の研究者と共同研究を継続してきました。ウイルスの発見や解析が早まればワクチンも速く作ることができるようになります。感染症センターでは、これらの研究結果をさらに応用し、新薬開発や診断漏れの防止などに取り組みます。あわせて、院内感染や都市の安全まで視野に入れ、総合的に感染症に対応していきたいと考えています。 |
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| ■目的 |
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| 感染症センター CIDは、ICMR開設以来30年におよぶ経験を生かし,アジア諸国を中心に、感染症を始めとして地球規模の医学的課題に対応する国際共同研究・教育活動を実施することを目的としています。具体的には,以下の4つを目的として掲げています。詳しくは感染症センターのオリジナルホームページを参照してください。 |
1)感染症教育研究拠点の形成
2)若手教育研究者の人材養成
3)感染症対策に不可欠な活動の実施
4)安全・安心の確保という社会のニーズに応える |