神戸大学大学院医学研究科内科学講座消化器内科学分野 ご挨拶


私が神戸に赴任して9年目、神戸大学に消化器内科が誕生して7年目を迎えました。
これまで、臨床を最優先として、世界に誇れる臨床スタッフを結集し臨床の基盤のもと教育・研究を進めてきました。私一人からスタートした教室も、現在では、学内に63名、学外含めて120名余りの仲間が集まり消化管、肝、胆・膵、化学療法の4つを柱として、消化器全般を網羅することができています。 また、臨床及び基礎研究基盤整備を進め、これまでに34名が学位を取得し、まさに、病態を把握出来る専門医、プロの消化器内科医、として活躍しています。
私の目標は、世界一の消化器内科学教室を築き、消化器医療のイノベーションにより、世界に開かれた消化器医療を展開することです。神戸は、この私の目標を達成するために最適な場所です。神戸市は、ポートアイランドにおいて先端医療技術の研究開発拠点を整備し、産学官連携により、21世紀の成長産業である医療関連産業の集積を図る「神戸医療産業都市」を推進しています。私たちは、
International Gastrointestinal Endoscopy Training Center in Kobe: I get Kobe)を設立し、海外の消化器内視鏡医の教育を進めています。これまでに、マニラで、神戸メディカルフェスティバルin Manilaを開催し(2012年)、日本の誇る消化器内視鏡機器と内視鏡診断・治療手技を紹介し、盛大な歓迎を受けました。 また、2012年から2回、神戸国際消化器内視鏡ハンズオンセミナーをMEDDECで開催し、ESD超音波内視鏡、超音波内視鏡下穿刺の手技トレーニングを行い、大きな反響を得ることができました。国際交流も順調に進んできています。
政府は、強い経済を実現して元気な日本を復活させるための新成長戦略として、ライフイノベーションを柱に、2011年12月に、国際戦略総合特区を国内で7か所指定し、イノベーションを展開しています。その1つとして、京都府・京都市・大阪府・大阪市・兵庫県・神戸市が共同で申請した関西イノベーション国際総合特区が認定されました。 私たちが展開してきました消化器内視鏡先端医療機器開発はこの特区の事業の大きな柱の1つとして挙げられています。2012年11月には、特区における地域イノベーション戦略支援プログラムが採択され、産学官オープンイノベーションを推進するために、神戸医療機器イノベーションセンター>Kobe Med-Techを設立しました。 本センターでは、消化器内視鏡、穿刺用超音波内視鏡、手術支援ロボット(ダヴィンチ)を設置し、産学官連携による新たな医療技術及び医療機器開発を進めています。私がこれまで、掲げてきたグローバル化とオープンイノベーションが一層進展していくことが期待されます。

 
さらに、今年は、ポートアイランドの国際医療開発センター(IMDA)内に、バイオマーカーを用いた次世代型の検診システムを展開する検診センターを開設し、来年7月オープン予定の消化器先端医療に特化した、神戸国際フロンティアメディカルセンター(KIFMEC)と共に、国際的先進医療拠点を構築していきます。また、来春には、日本の商社と共同で、シンガポールのMount Elizabeth Novena Hospitalに海外拠点を設け、グローバル化を加速していく予定です。 私たちは、国際都市神戸という開放的な環境の下、グローバルな視野を持ち、イノベーション創出のアイデアに富む、夢多き人材を求めています。是非、多くの若い先生方に、私たちの教室のことを知っていただき、共に世界に羽ばたいてほしいと願っています。

                         神戸大学大学院医学研究科
                          内科学講座消化器内科学分野
                  教授
  東  



















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