医師・医学生の皆様へ│初期・後期研修
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総合内科の目指す教育
"The best learning happens in real life, with real problems and real people and not int the classrooms."
Charles Handy
全人的医療は教科書や勉強会だけでなく、実際の患者さんに行われる医療を通じて学ぶことが必要です。
そして効果的に学ぶためには、
- 目標を決めて学習すること
- 学習を終えたときに、何を学んだのか、何を学ばなかったのかを明らかにすること
が非常に大切です。
よい医療とは?=患者さんを幸せにすること
私達のGoalは「良い医療を提供できる医師」になることです。その為には、医学知識だけでなく、様々な能力が必要とされます。
これらの能力は、わが国の研修目標(1)、英国の「Good Practice」(2)、全米卒後医学教育認可評議会(ACGME)の「six competencies」(3)
などに掲げられており、われわれ医師はこれらの「能力」を身につけていく必要があります。そのうち有名な米国のACGMEが定める
「医師が必要なGeneral Competencies(一般的能力)には、
- 患者をケアする能力 : Patient Care
- 医学的知識 : Medical Knowledge
- 症例から自ら学び、自らを改善する能力 : Practice Based Learning & Improvement
- 人とのコミュニケーション能力 : Interpersonal & Communication Skills
- プロフェッショナリズム : Professionalism
- 医療制度、社会制度に基づいた診療 : System Based Practice
が挙げられています。これらのうちで、教科書や文献から学べるものはごく一部です。上級医やコメディカルと共に患者さんの医療に従事する中から一緒に学んでいきましょう。