医学生・研修医の皆様へ

1 神戸大学小児外科グループ(Kobe pediatric surgery group)の研修
 神戸大学小児外科グループは質の高い医療を提供することを責務と考え、施設間の連携を密にして、グループ全体で医療レベルを挙げるべく努力しています。
 関連施設はすべて日本小児外科学会認定施設・関連施設であり、いずれの施設においても小児外科医として十分なやりがいと経験が得られます。
 小児外科医に興味がある、あるいは小児外科医を志している皆さん、
 是非私たちの仲間に加わって頂き、一緒に未来ある子供たちのために楽しくがんばってみませんか?
お問い合わせ先

医師としての将来・進路について不安に思っていることでしょう。
小児外科について、また外科医の生活についてなどの質問・相談を受け付けます。
また大学病院・各関連施設における病院実習・見学は随時承っており、調整可能です。
各関連施設施設長に直接連絡を取っていただいても結構ですし、下記に連絡頂いても結構です。
遠慮なくご相談ください。

小児外科 大片祐一 yuichi.okata@gmail.com

2 研修医の1日  高成田祐希(初期研修医2年目)
 初期研修のうち5ヶ月間を、神戸大学小児外科で研修させて頂きました。
 朝は7時15分の回診から始まり、8時からのカンファレンスの後、採血や造影検査等の処置を行います。手術日は水曜日と第2・4木曜日の午後です。長時間の手術や緊急入院の対応がある場合を除けば、大抵17~19時頃に夕回診をして解散します。
 小児の周術期管理や手術は、これまで研修してきた科とは着眼点が異なる部分も多く、慣れるまでは苦労しました。しかし積極的に手技や病棟管理の機会を与えて頂き、きめ細やかなご指導の下、充実した研修を送ることができました。
 また、コミュケーションをとりやすい、雰囲気の良い病棟だったため、小児外科の先生方だけではなく、小児科の先生方、そしてコメディカルの皆様にも非常に助けて頂きました。1~4年目の先生方と一緒に研修した期間は、仕事を分担したり、飲みに行ったりと仲良く楽しく過ごさせて頂きました。
 小児外科は国家試験でもあまり出題されない分野で馴染みのない方が多いとは思いますが、術後に病気と向き合いながら成長していく子の姿を見るのは、他科ではなかなか味わえない喜びだと感じております。良ければ一緒にやってみませんか。
3 先輩からのメッセージ  會田洋介先生(平成21年卒)
小児外科に関心のある方へ:
 このページを読んでくださる方は多少なりとも小児外科に興味を持ってくださっている方々だと思います。
 小児外科は特殊な分野と思われがちで、扱う臓器は頸部から骨盤まで多岐にわたり、また疾患の頻度も様々であるため、特殊性があるという側面を持ちますが、その一方で術前診断から周術期管理、術後管理と小児の総合外科的な側面があり、実際の臨床現場ではこどもの全身管理を必要とします。外科的知識・技能だけではなく、臨床総合力が試される科でもあります。
 どんな小手術であってもこどもやその家族にとっては生涯に残る一大イベントです。我々小児外科医はこどもたちの将来を一生懸命に考え、その家族とともに病気と向き合い、治療することを目標に日々精進しております。ぜひその熱意と実際にスタッフの仕事っぷりを現場で見ていただき、実感していただければ幸いです。そして少しでも共感できることがあるのであれば将来小児外科医として一緒に働きましょう。
学生の皆さまへ:
当科では小児外科に興味を持ってくれている学生さんの見学を受け入れております。
① 小児外科ってどんな仕事をしているのか見てみたい
② 小児外科の手術を見てみたい
③ 現役小児外科医と実際に会って話を聞きたい
④ 小児外科医の日常生活を聞いてみたい
⑤ 小児外科でどのような研究をしているのか聞いてみたい
などの幅広い質問にお答えします。
興味のある方はまずご一報を。
初期研修医・後期研修医の皆さまへ:
 神戸大学小児外科グループは兵庫県・大阪府に5つの関連施設を持っており、どの施設も小児外科の手術症例数は豊富です。またどの施設にも小児外科専門医が常在しており、時に厳しく、時にやさしく熱心に指導してくださる先生方ばかりです。どの先生も若手医師の育成に熱心で、親身になって接してくれます。また医師として常に患者さんのことを一生懸命に考え治療にあたる姿は尊敬できます。興味のある方はぜひ実際に見ていただき、そして一緒に仕事できればと思います。
見学希望や相談・連絡お待ちしております。
4 先輩からのメッセージ  中谷太一先生(平成22年卒)
 術式の決まった定型的な手術が多い成人外科に比べて、小児外科の手術は年齢・身長・体重・合併症・家庭環境など多くのファクターが絡み、非定型的な手術になる機会も多く、子ども一人一人に対して最適な手術・治療選択を行うことが求められます。一流の小児外科医になるためには一人でも多くの患者さんを診て、多くの手術をして、日々修練を続けなければなりません。しかしながらそもそも小児外科は稀な疾患も多く、手術数自体がそう多くありません。
 よってできる限り症例が多く、若いうちから主体となって取り組める病院・グループで研修することが1番大切なのです。神戸大学小児外科グループは兵庫県立こども病院をはじめ、症例の多い病院ばかりであり、若手のうちから多くの症例を主体となって経験できる、若手にとっては最適のグループであります。私は初期研修終了後、3年目から入局して、姫路赤十字病院に3年間(うち1年は成人外科研修)、加古川西市民病院(現加古川中央市民病院)に1年間従事しましたが、小児外科3年間で執刀約500例(うち腹腔鏡手術約200例)、第一助手約300例の手術させていただき、多くの患者さんを診させていただくことができました。ここまでさせていただけるのは他のグループではなかなかないのではないでしょうか?
 百聞は一見に如かず、皆さん一度是非神戸大学小児外科グループに見学にいらしてください。たくさんの人が入ってくるのをお待ちしております。共に神戸大学小児外科グループを盛り上げ、一人でも多くの子ども達を助けましょう!
4 卒後教育について
卒後1~2年

 初期研修は各自が希望する施設で行います。事前に相談頂ければ神戸大学病院および関連施設での研修も可能です。初期研修期間中は外科・小児外科にこだわらず、社会人として医師としての基本的な姿勢・考え方を身につける必要があります。
(過去の初期研修施設は神戸大学病院、愛仁会高槻病院、天理よろづ相談所病院、淀川キリスト教病院など多岐にわたっています。

神戸大学での初期臨床研修については以下をご覧ください。
総合臨床研修センターホームページ

卒後3~5年

 卒後満5年経過したのちの日本外科学会専門医取得を目指します。指導医と症例数が充実している神戸大学外科学講座関連施設において後期研修医あるいはスタッフとして心臓血管外科・呼吸器外科・消化器外科・乳腺外科を経験して頂きます。早期に専門医取得に必要な手術症例数350例(うち執刀120例)を達成できることを目的としています。これまでの実績では、卒後3年終了時に必要症例数を充足し、卒後4年時から小児外科に専従するケースが多いのですが、個人のペースや希望によって研修期間の短縮・延長が可能です。

神戸大学における後期研修については以下をご覧ください。
総合臨床研修センターホームページ

卒後6~10年

 目標は、日本小児外科学会専門医の取得です。兵庫県立こども病院などの関連施設で多数の小児外科症例を経験します。指導医のもと安全性を重視しつつ新生児症例を含むほぼすべての疾患を執刀医あるいは助手として経験して頂きます。

卒後10年以降

 各施設における指導者となるべく更なる研鑽を積み、卒後15年以降での小児外科指導医取得を目指します。

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