平成20年度 神戸大学 グローバルCOEプログラム

次世代シグナル伝達医学の教育研究国際拠点
−基礎・臨床医学実質融合によるClinician-Scientistの育成−

Global Center of Excellence for Education and Research on Signal Transduction Medicine in the Coming Generation − Bringing up clinician-scientists in the alliance between basic and clinical medicine −
研究討論会


平成21年度シグナル伝達医学GCOE秋の研究状況報告会ならびに
産学連携特論講義を終えて
       
       血管生物学分野特命助教 植村 明嘉
                               
平成21年10月6日、新緑会館多目的ホールにて平成21年度シグナル伝達医学GCOE秋の研究状況報告会、ならびに高井義美医学研究科長による産学連携特論講義が開催された。 研究状況報告会では、東健拠点リーダーによる開会の挨拶に続いて、GCOEトラックB研究員5名によるプレゼンデーション(12分、英語)、GCOE研究員・RA17名による ショートプレゼンテーション(2分、英語または日本語)が行われた。各研究員の発表は、生化学・細胞生物学的解析を中心とした基礎研究から、ヒト検体を対象とした臨床研究まで多岐にわたり、 本GCOEプログラムの基本理念である、「分野横断的・統合的なアプローチによる基礎・臨床医学の実質的な融合」が進んでいることを伺わせる内容であった。 また、産学連携特論講義では、標題となっていた「生命科学論文・科学研究費申請書の作成法について」に限らず、研究に対峙する心構えや 研究者のキャリア・パスなどにつき、1時間に亘って高井医学研究科長に熱弁を振るって頂いた。ちょうど科学研究費申請書類の作成に取りかかっている 研究者も数多く聴講していたようで、大変に参考になる内容であった。講義終了後はポスドク・RAによるポスター発表ならびに懇親会が開催された。 若手研究者らがポスターの前で自らの研究内容を熱心に解説する姿が印象的であった。本会を通じて、研究者間の交流がより一層深まったことにより、 さまざまな分野において新たな研究のシーズが芽生えたことと思われる。本GCOEプログラムの成功に向けて、益々の研究の発展が期待される。


今回の運営委員会は研究生の渡邉 康秀さんが主体となって行いました。

平成21年度 シグナル伝達医学グローバルCOE 秋の研究進捗報告会の
運営委員会に参加して」

      細胞生理学分野 RA 渡邉康秀
                
私は秋の研究進捗報告会の運営委員として、発表会の企画の段階から携わり、計画・準備しました。運営委員同士や学務課の方とも密に連絡を取り合い、協力し、綿密に準備をした甲斐あって当日の会は滞りなく進めることができました。プレゼンテーションやポスター発表時にも活発に討論が行われ、今回の発表会の目標は果たすことができたと思いました。 私は、これまでは準備された発表会に出席し、ポスター発表などをするだけでしたが、運営委員をしてみて、発表会の実施の準備には多くの時間と労力がかかり、多くの人が関わっていることを実感しました。また、このような研究発表会を計画する段取りもわかり、大変勉強になりました。その一方でポスター発表の時間が短すぎる、などの至らない点もあったので、今後もこのような機会があれば参加し、今回の反省を活かしてより良い発表会を作りたいと思いました。


<報告会>

                

<ポスター発表>

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