平成20年度 神戸大学 グローバルCOEプログラム

次世代シグナル伝達医学の教育研究国際拠点
−基礎・臨床医学実質融合によるClinician-Scientistの育成−

Global Center of Excellence for Education and Research on Signal Transduction Medicine in the Coming Generation − Bringing up clinician-scientists in the alliance between basic and clinical medicine −
交流会の様子


若手研究者主催の交流会 - Dr. Beissertを囲んで -  (H21.7.22)

平成21年7月22日に臨床講義棟B講義室にてドイツ、ミュンスター大より
Beissert教授を囲んでの若手研究者による交流会が行われました。
司会は主に皮膚科GCOE研究員国定先生によって行われ、発表は順に
国定先生による「紫外線波長と発癌率の違い」、また皮膚科GCOE
リサーチアシスタントの千代丸先生による現在始動したプロジェクトである
「Analysis of relation between BRAF gene mutation and IGFBP7 in
melanoma」、最後に分子生物学生化学・分子生物学講座分子生物学分野
より枝松先生が研究室で進めておられるPLCepsilon mutant mouseの皮膚炎
の解析について、特にトランスジェニックマウスでの慢性炎症の表現型に
ついて発表いただき、Beissert教授のサジェスチョンを伺いながら、自分たちの
成果や計画についてディスカッションを行いました。Beissert教授は皮膚発癌と
免疫抑制についての研究で御高名な先生ですが、若い研究者に対して細胞
レベルの話から動物実験の話題まで幅広い知識で情報を提供して頂き、非常
に有意義かつ刺激になった会と感じました。


<交流会の様子>



第10回 シグナル伝達医学グローバルCOE学術講演会

<報告事項>
この度、本プログラムが主催する「第10回次世代シグナル
伝達医学グローバルCOE 学術講演会」が、平成21年7月22日(水)、
神戸大学医学部臨床研究棟で開催されました。
ドイツのミュンスター大学皮膚科のBeissert教授をお迎えし、
皮膚免疫における制御性T細胞の関与、また、その全身性の自己免疫疾患
の治療への応用などについて多くのデータに基づきながらご講演いただきま
した。臨床にも密接に結びつく話題で大変活発な議論・討論がなされ、異分野
の研究者間の交流も深めることができ、まさに、基礎・臨床実質融合による
Clinician-Scientistの育成に寄与する講演で、今後の研究活動において有意義
な講演会でした。


<講演会の様子>

       

       


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