平成22年12月6日(月)に平成22年度シグナル伝達医学GCOE冬の研究進捗報告会が開催されました。今回は本GCOEの若手研究員の数名がコーディネーターの吉田優先生のアドバイスをうけて、本会の企画・運営を担当しました。発表時間の関係上、今回はRA、ポスドク研究員、トラックB研究員の半数が口述発表をおこない、残りのポスドク研究員とトラックB研究員が座長を担当しました。その後、学内の2名の若手の先生(微生物学の勝二郁夫先生と免疫内科学の三枝淳先生)にそれぞれ「Role of the two different proteasome pathways in hepatitis C virus life cycle」,「The pathogenesis of Autoimmune Diseases」というタイトルで30分ずつ講演して頂きました。すべての発表と質疑応答は英語で活発におこなわれ、各研究員の刺激になったことと思います。講演会後は、懇親会と併行してトラックB研究員、ポスドク研究員、RAによるポスター発表がおこなわれました。
 今回の進捗報告会は、企画の段階から当日の運営に至るまで全て英語でおこなわれましたが、予定通り順調に進行できました。また、ポスター発表においては、GCOEのメンバー以外の研究者からも多数の演題を発表していただき、活発な討論や意見交換がおこなわれました。報告会として大変有意義な成果があげられたものと思います。
 運営委員は異なる講座のメンバーから構成されており、英語での連絡というしばりから意思疎通がうまくいかない部分もありましたが、事務局のフォローのおかげでスムーズな運営ができました。運営委員にとっても、今回の運営に参加することで研究会の企画、運営に関する貴重で有益な経験ができました。
運営委員のMayasariは抄録集の作成と当日の司会進行を、三崎とLinは演者の交渉を、千代丸はポスターや議事録、報告書の作成を、力武はまとめを担当しました。
 本会に参加していただいた方々には、今回、報告会のアナウンスが遅くなってしまったにも関わらず、素晴らしいご講演や発表、座長をしていただき、運営委員一同、感謝申し上げます。

運営委員
千代丸、三崎、Mayasari、Lin、力武

平成22年度冬の研究進捗報告会
「Debriefing Session in Winter 2010 on the GCOE for Signal Transduction Medicine and Special Lectures」